皆の衆、息災であるか。
前田又左衛門利家也。
此度は名古屋城へ登城せし皆々
誠大義である。
はっははは～
叔父貴と間違えたじゃろ？
儂じゃ！
ひょこっと現れる。
ある意味戦国界の風雲児。
ま、え、だ
否
穀蔵院飄戸斎(こくぞういんひょっとさい)
で、ある。
皆々日記帳拝見ありがとさんじゃ。
本日名古屋城には出陣しておらぬが
日記帳を認める。日記故に出来るだけ綴ろうと思っておる。
こんなにも天気が良いと
嘸(さぞ)かし気持ち良く演武を執り行えておるに違いない。
知らない者の為に申すが
七月に入ると演武が一日一回と相成る。
夏は猛暑と言う言葉があるほど
陽射しが強く主らの体力を奪い、危険である。
故に、西の丸にて一回切りの演武となる。
二の丸ではないから、注意致せ。
しっかり兜(帽子)であったり、水分補給然り
体調を整える様に。
おっと。前田家としては手拭い必須じゃ！
其れにしても実に暑いな。
秀吉殿、家康殿、叔父貴、章右衛門、一之助
暑さに気を付けて下され。
誰一人として欠けてはなりませぬ。
明日は儂も名古屋城へ出陣致す。
初めての西の丸での演武楽しみ楽しみ。
大事なことじゃから二回言うたぞ！
昨日は謎かけもして参ったが
叔父貴からの期待には応える事が出来たかなと。
此れで前田家の文武の才覚を皆に知らしめれた。
武士と武士2015
七月二十五日が決戦日。
ほんに楽しみじゃ。その為の鍛錬にも余念は無し。
声を張り上げて、腕を天高く上げ共に楽しもうではないか。
此の大戦
儂は大暴れして戦況を掻き乱す！
ん？
掻き乱してはいかんか(笑)
儂が此の戦一番目立ってやるから！
見ておれ！！！
以上
名古屋おもてなし武将隊 何番槍でも構わん
前田慶次郎利益