(日記帳)ぺらっと
~三月二十九日~
蘇ってより、常に思うて生きてきた
何のために蘇ったのか
何のために再び戦うのか
戦いを進める中で、自ずとわかってきた気がするがね
現世は、とくに日の本は、わしら戦国時代の人間が望んだ平和な世となれど
どれくらいのもんが幸せを感じ、笑って暮らしとるんじゃろか
釣り合っとらんと思うんじゃな
面と向かって話すことも少なくなっとるし
人間関係が希薄になっとるんではにゃあ
人っちゅう生きもんは、まっと向き合って生きにゃかんと
わしらがつとめてまいったおもてなし
名古屋城にやってまいる皆を出迎え、相対し、おもてなす。
何をもっておもてなしとするかは人それぞれじゃと思うが
相対して、交流をはかり相手が快くなってくれたらこの上にゃあことじゃろ
この時世、さようなおもてなしにこそ、意義があると、太閤秀吉全力をあげて生きてまいった
わしじゃからこそ、伝えられるもんがあると信じてな!
嫌なことがあったらば、ひたすらに話をきき
迷うことがあったらば、ちぃと背を押してあげ
嬉しいことがあったらば、ともに喜び
辛いことがあったらば、分かち合う
わしらに会うとるときは、もしくは会うたらば、ちぃと気持ちが楽になる
それがわしの望むところであった
戦国でも泰平でも
生きとりゃ辛いことぎょうさんあれど
負けずに生きてちょうよ
わしから言わせりゃ、生きること、生きられとることが幸せだがね!
大それたことは言わん、否、言えんけども
なるべく笑い、楽しく生きてちょ!
辛い時こそ、笑っていこみゃあな!!!
名古屋が、名古屋おもてなし武将隊が大好きじゃ!!!!
今まで出会いし皆々、本にありがとう!!!!!
大かう
(日記帳)ぱたんと