又左衛門利家也。
皆の者、息災であるか。
本日発表となった。
儂は一度天へ帰る事を決めた。
此れまで我が心にあったのは「伝」という心。
現世にて過ごした丸五年。
多くの者に出会い、別れて参った。
多くの事を経験して参った。
其の中で我が心を名古屋おもてなし武将隊の魂を、「伝」える事が出来たと考える。
其れは今此の日記帳を読む者達にもである。
思う事は只一つ。
「有難う。」
我等と出会ってくれて有難う
我等の家臣となってくれて有難う
我等と笑ってくれて有難う
我等と泣いてくれて有難う
我等と生きてくれて有難う
そして、其れ等は全て「此れからも」である。
共に参ろう。
心落ち着かぬ者がおる事、解っておる。
報せるのが此の時となり申し訳無く思う。
では、
此れにて御無礼。
名古屋おもてなし武将隊 一番槍
初代干支幕府将軍
前田 又左衛門 利家