拙者立三473歳独身


人生において最良の瞬間は
今かもしれませぬ

今まで世話になった
数多くの援軍の皆様に見送って頂き

名古屋城関係者の方にも
お疲れ様と声をかけて頂き

仕える武将様や陣笠の仲間達にも
最高の場作って頂いた


そして
太鼓の師匠である笛木殿にも
かけつけて頂き

拙者立三最後の瞬間を
共に演奏できた事


こんなに幸せな事はそうそうございませぬな


断言できます


本日の
あの時間
あの瞬間は


きっと
世界で一番の幸せ者であったと


拙者立三は
正直何にもできませぬ
だらしのない人間です

ただ
情熱だけは燃やして戦う事を大切に
戦ってきて参りました


それでも

心折れる時
努力して乗り越えなければならぬ
壁が立ちふさがった時
自身の甘えが生まれた時


様々な障壁が目の前に現れました


しかし
武将様や陣笠の仲間
陣営の者

数多くの援軍の皆様

それらの人々の支えや助けによって
己を奮い立たせ踏ん張る事ができた
そんな瞬間が多々ございました


そんな数多くの支えがあってこそ
名古屋おもてなし武将隊の足軽として
存在する事ができたと思っております


誠に感謝の思いでいっぱいであります

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名古屋は戦国の世を生きたもののふ達の聖地


その中の一人の足軽として
4年半の長き日を現世にて躍動できた事
誇りに思います


名古屋おもてなし武将隊は
100年続く圧倒的な未来に向け
明日からも激しく走り続けます

はっきり申しまして
休んでいる暇などございませぬし
感傷に浸る時間など皆無でございます


きっと
皆様も明日よりまたそれぞれの
戦が待っている事でしょう


激務が続く方も多いかと存じます


しかし

日々
必死に懸命に戦えば
きっと報われるそんな瞬間が訪れます

幸せであると思える瞬間が必ず訪れます


拙者立三は
4年半の間
多くの方々の支えを受け
名古屋おもてなし武将隊の足軽として
ひた走って参りました


その
出立の日に
あれだけの万感の思いを抱く事ができた

様々な苦悩や障壁が訪れたとしても

武将隊を心から熱く
愛し続けてきた良かった


心からそう思いました


拙者は
陣笠をひとまず置き

百姓に戻りますで

どこかの農園で
鍬でも振るっていたら

さり気なく
冷えた麦酒を持って
声をかけて下され


畑仕事そっちのけで
昼間からぐびっと飲もうではありませぬか!!


今まで応援して下さった
すべての方に愛を込めて


いざ!!乾杯



立三