ちっ ちちっ


ぴぴぴぴー


ちゅちゅっ ちゅ



ぴぃぴぴ








町を飛び交う小鳥のさえずり






床の上で耳を澄ますわし。






鳴き声から小鳥たちの会話を想像する。








ふふふ。









実に可愛らしい会話が繰り広げられとるがね。








すかさず、わしも指笛で会話への参加を試みるものの







見事に無視される。



否、無視どころではにゃー






小鳥たち鳴くことすらやめてしまったがね。





悔しいのう。






人の心は読めても





鳥の心は読めぬのか。





小鳥すら鳴かせぬとは、わしもまだまだじゃ。






いつの日か




鳴かせてみせよう 小鳥たち











さて、

明日は亀吉と名古屋城へ参る。



二度目のツアーもあるもんで



楽しみじゃ。




わしゃ既に気合十二分じゃ。







うむ。










ごぼう茶が身体に沁み渡る。