ふと地に目をやると


せっせと物を運ぶ蟻の姿が。


文句も言わず


ただひたすらに


物を運んどる。








気が付けば


わしの若かりし頃に


姿を重ねとった




与えられた仕事を天職と思って必死に働いとった頃の己に








天下を取ってからは


天ばっか仰いで


地など見とらんかったな~











ほんなことを戦の合間に考えとった。



これぞまさしく戯言だがね。



さらりと受け流してちょ。









さてさて

本日は戦に加え

再び現世に蘇って初ツアー。


如何じゃったかのう。



遠路はるばるやって来てくれたもんもようけおって



責任も感じたが



楽しい時間を過ごせたと思っとる。




一瞬だけでも共に楽しい時間を共有出来とったら



わしは嬉しい。









本日も援軍に来てくれた皆々


お主らがおると心強い。


ありがとさんじゃ。


はよう皆々を安心させられるよう


日々鍛錬じゃ。






うむ。









泥のついたごぼうが恋しいのう。