サルだぎゃ





絆も残すところ、あと二日になった





というと、わしと皆との絆があと二日みたいだでイヤじゃな。あくまで、舞台があと二日ちゅうことだでね





毎日、別物のような演技をみせるわしでござる





よく言えば、毎回、新鮮に見せておるが、悪く言うと安定しない、そんなわし、ききき





さて、絆~悠久の彼方へ~は、前作に引き続き、わしらが自ら、戦国時代の歴史を演じるという、未だかつてない舞台でござる





だもんで、史実というよりは、そこに垣間見える浪漫を描いておるんだで





もちろん、歴史を題材にしとるで、史実通りの場面もあるのじゃが、前述の通り、わしら自らが演じるならではのもんを見せたいが。それは、事実ではなく、わしらの心持ちでござるが、そのあたりは伝わっておるのかのぅ





さて、舞台中にも数多くの手紙を貰っとる





皆と直接、顔を合わせ、話すことはできんが、こちらから、皆の顔はしっかり見えとるでね、どんな顔して見てくれとるかも一目瞭然





こうして、伝い合うことができて、嬉しいのぅ





何を感じたかは人それぞれじゃが、何らか、心が豊かになれば幸いじゃ





臣が豊かに秀で吉となるように、それがわしの願いだでね





戦国めぇ~言「要害がいかように堅固であっても、人の心が一つでなければものの用をなさない。竹中半兵衛」