“なんだかなぁ~むっ” なんて思う事でも(辛抱して)頑張ってやっていると


いつかイイことに繋がる、巡り合えるもんだ


だから、ふてくされず 何事も続けてみるもんだ


というのが私の信条




何でこんな話かと言うと、


定期的に自然環境保護ボランティアしに出向く先で、数回程、立て続けに“ペンキ塗り”を頼まれたんです


私は燃料実費(ガソリン高いのよむかっ)で、自家用車で家から往復2時間(走行距離約150km)をかけ


そこへ「自然環境保護」を目的にボランティアしに行っているはずなのに


頼まれる仕事は“ペンキ塗り” しかも1日中ショック!


嫌だと言えば違う事をさせてくれるけど、“ペンキ塗り”が目下彼らの最優先でやらねばならぬ仕事。


それを知ってしまえば、断れないでしょ…


ガソリン代かけて田舎町にまできてペンキ塗りボランティアかよ・・・


正直、内心 “なんだかなぁ…むっ” と思っていたものの、


こんなことでもやっておけば後で何かの役に立つだろうと自分に言い聞かせ


自然保護とは全く無関係であろう作業を何度(何日)かこなした


その数週間後、 “ペンキ塗りの代償” は思ってもみない “貴重な経験” で払われたのです




それは Malleefowl egg harvest に立ち会わせてもらえたこと



Malleefowl(Leipoa ocellata) (和名ツカツクリ)とは…



豪州移住ライフ ~SA州編~


絶滅が危惧される種(vulnerable species)の鳥で

大きさは約60cm、2.2kg、見た目ニワトリより大きく、七面鳥より小さく

最大の特徴は、「地面に巣を作る」ということ



豪州移住ライフ ~SA州編~


Malleefowl は抱卵はせず、砂をかけて卵を埋めて、雄鶏が毎日、くちばしで巣の温度を測り、巣にかける土砂量を調節し、(枯れ枝、枯れ葉などの)堆肥が生み出す熱を利用して温めて雛を孵します


孵った雛は羽根の生えそろった成鳥で、ウミガメが孵化するように砂中から這い出し、その瞬間から親鳥に頼ることなく自ら餌を探し野生で生きていきます


また、密集した植生のbushを好む定住性の鳥なので、牧草(farm)地帯のようなオープンスペースを飛来し行き来(移動)する事は決してしない鳥でもあります


その為、生息域は限定され、bush fireなどが発生し彼らの生息域一帯を焼き尽くした場合、そこに棲むMallee fowlは全滅(絶滅)してしまう…という事態になりかねず、

しかも害獣外来種(キツネ、ネコ)による捕殺・捕食にもより、個体数が減少し絶滅が危惧されているMallefowlなのです




私はタスマニアで生活し、そこの野生動物の豊富さに魅了されて以来、こういった絶滅危惧種などの動物のbreeding program(人工繁殖)に係りたいと常々思ってきました。


地球温暖化による気候の変化や、森林伐採、農地開拓などによる生息域の減少、外来種との競合に負けたり、あるいは自然淘汰だったり、オーストラリアの動物達が個体数を減らす原因は様々で複雑だけれど、


でも、個体数を人工繁殖によって増やして野生へ戻しても彼らが快適に生息できる場所や食糧が無い のが今のオーストラリアの悲しい現状なのです。



オーストラリアはbiodiversityの宝庫などといわれているものの、過去200年間で絶滅に至った動物(哺乳類だけで)27種と、


実は 世界ワースト記録叫び を叩き出しています


絶滅の恐れに瀕している爬虫類の数も世界ワースト1位


鳥類ではオーストラリア全体の15%もの種が


種維管束植物(vascular plant)に至っては500種以上が 


「絶滅の恐れがありドクロ


と言われています (source : Australian Wildlife Conservancy)



Breeding、繁殖も大事だけど、それ以前にそれ以上に、在来種の動植物たちが生息できるbushのLand Managementが最も根底にあり大切なのではないかと…


ってなわけで、本当はZoologyが勉強したいけど、TAFEにてConservation and Land Management(CLM)を勉強している今日この頃な訳です


在来種の動物たちに快適な生息環境を提供したいbushloverです& テヘッ




さて、いい加減 話をボランティアに戻して…にひひ



この私が通うボランティア先ではMalleefowlをはじめ、絶滅危惧種(タスマニアタイガーなど)の人工繁殖も行っているのですが、


このMalleFowlの人工繁殖の為に国立公園局から許可を得て、

とある自然保護公園から孵る直前の卵を巣から採取し

incubator(孵卵器)にて人工孵化させて、飼育し

そこからまた繁殖させ施設に留めて、種々の遺伝子を掛け合わせた個体数の繁殖(←これ重要)に努め、野生へ放鳥もするが、いわゆるinsurance populationの確保をしようと励んでもいるわけです



豪州移住ライフ ~SA州編~


そんな危惧種たちの繁殖プログラム第一歩の段階、egg harvest(巣からの卵の採取)に立ち会わせてもらえるとはなんとも光栄な機会をもらったのです、私は。



“ペンキ塗りの代償”はペンキ塗り以上に価値のあるものであり、自然・環境保護の仕事を約20年しているbushmanの旦那ガンマンでさえもしていない経験を私がもらえたのはラッキーだったし、鼻が高い チョキ




“なんだかなぁ~むっ” なんて思う事でも(辛抱して)頑張ってやっていると


いつかイイことに繋がる、巡り合えるもんだ


だから、ふてくされず 何事も続けてみるもんだ



という私の信条は、またしても揺るぎないものになったのでしたにひひチャンちゃん




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