○インクルージョン(インクルードベティの21)
 5月4日の東京の未勝利戦(芝1600m)に出走し、11着。レース中にまたも鼻出血を発症しており、そのまま引退となった。
 直前の動きはよく、ここは何もなければ確勝級と思ってたが、最悪の結果だった。
 思えば、1月生まれであるが成長が遅めというか、ペースが上がらなかったのも、結局は息づかいが悪かったのかもしれない。それが最終的には喉鳴り、鼻出血ということになった。もしかしたら、セレクトセールで誰も競らなかったのも、喉なりの症状が見られるような所見が出ていたのではないだろうか。
 それでも、動き自体はよかったので、ある程度仕方ないと思う一方、2年連続で最優先馬出資できて未勝利引退となってしまったのは悲しい。少し馬を見る目変えないといけないか。 
○ヴェルトラウム(ヒルダの21)
 天栄で休養し、5月22日に帰厩した。6月16日の1勝クラス(芝1400m)に出走予定。
 乗り込みは順調で、東京開催の芝レースに使うのも好感。ただ、課題の前のめりになって走るのはすぐには直らないので、しばらくは末脚を活かすような乗り方でいくのかもしれない。
○ローゼンモンターク(マルティンスタークの21)
 NF空港で調整中。坂路で15から17のキャンターまで戻ってきた。
 北海道開催での復帰を見越している。馬体重は437kgと、骨折前からあまり増えてないのが気がかりだが、6月でのレース復帰が現実的になったのはよかった。
○コーチェラバレー(キャンプロックの22)
 NF空港で育成中。前月と同じで、週に3回、坂路でハロン15から17のキャンターを2回乗っている。
 馬体重は中間で427kgと、少し戻った印象。馬体を見ると、筋肉のメリハリが出てきたし、背も少し伸びてトモ高も少し改善されれている。ただ、背腰の疲れが出やすくなっているとのこと。まだこれから成長していくような印象。
 7月に北海道で入厩してゲート試験を受けるような格好か。
○スルーザナイト(マイティースルーの22)
 5月2日に栗東に入厩してゲート試験を受けて合格した。5月18日にしがらきに戻って調整中。
 馬体を見ると前月と比べてだいぶ細くなっている印象。カイバの喰いが悪かったのかもしれないが、まだまだこれから成長していくような馬なので、夏はしがらきで乗り込み、秋デビューというのが本線か。
 
 4歳以上の出走は、シュヴァリエローズがメトロポリタンステークスで3着、目黒記念で惜しい2着と、距離を伸ばして成績が安定した。出資者の多くはずっと言ってきたことがやっと分かったか、というのが正直だが、久しぶりに本賞金が増えたは嬉しい。リゴレットは7着、クールブロンは7着、3着と、2勝クラスでも通用できたのがよかった。
 シュヴァリエローズとクールブロンは夏休みになると思うので、6月はリゴレットが走るかどうか。まずはローゼンモンタークがちゃんと走れるようになってほしい。