戦後71年、ようやくという感か。

謝罪だの、滞在時間の長さだのと、両国を挟み様々な感情や思惑があるのでしょうが、私は素直に歴史が一歩前に進み、日米間の新たなる関係構築へと一役買う大きな出来事であると思っています。

レームダックに陥った時の権力者の行いとして、打算一辺倒というよりも自身の価値尺度により近しい行いを選んだオバマの今般の決断は、原爆の唯一の被爆国の住人として、我々は一定の評価をしなければならないのではないでしょうか。

政治家の行いなどと小馬鹿にせず、あの原爆投下国の米国大統領が、あの被爆地広島の地を訪れる日などに我々は遭遇できる、その意義を感じる事が、唯一の被爆国の住人としての大切な行いであると私は思っているんです。