本日5月15日の40年前、沖縄が日本に戻ってきた。

本土にも及んでいたアメリカによる占領政策の最後を飾る沖縄返還は、

日本の有史以来の一つの大きな転換点となった。


しかし、薩摩に占領され、太平洋戦争に負け、日本に返還される長い時代を歩んでも、

沖縄に住む人間には、ある種の被差別意識があるように思われる。



沖縄の基地問題が一向に進まない大きな一因には、

日本国には、軍隊を有さない自衛隊という存在があるからだ。


問題が、アメリカ軍の基地が沖縄の広範囲にあるだけ、

という物理的要素のみに限定できない要素を多分に含んでいるからである。


この現在の沖縄の問題をクローズアップするとき、

憲法改正に伴う日本軍創設の機運や方向性を示される一端が何もない以上、

沖縄の産業とまでなった在米軍基地問題は、何ら解決へと向かわないだろう。


現在の政権のこれら問題に対する矛先は、

日本の防衛を丸裸にした上で、中国や韓国、北朝鮮、ロシアという脅威を、

身銭を稼ぐ娼婦が短絡的な欲望を受け入れるがため路上に立つ、

その姿を日本国として行うという惨めな姿へと落とし込むことに他ならない。


順序として、まず地位協定の見直しから始め、同時に憲法改正に伴う日本軍の創設、

これらの工程をクリアにしてから初めて机上に載せられるのが、米軍基地問題なのである。



沖縄の持つ被差別意識を解決する道筋は、ただ単純に教育の質を変えていけば事足りる。

なんせこの被差別意識は、その教育の質で蓄積していった最たるものだからだ。


「日本に巻き込まれた戦争である」と、堂々と口にするその態度は、

沖縄が、未だに日本に同化せず、琉球のままでいる明白な証拠である。


日本に併合されず、中国や朝鮮(そんな力はなかったが)に併合されていたら、

と、少しは無い頭をひねり、逞しからぬその想像力を働かせれば、

「日本に巻き込まれた」などと口にする馬鹿な沖縄県人は、もう二度とこの世に現れないだろう。


沖縄の、沖縄人による琉球文化が、未だに継承できているのは、

紛れもなく日本国のおかげなのだから。


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