おい!!
いったい何なんだ!!
このバレンタインデーなるものは!!
世の婦女子がポイポイと『義理チョコ』を配り、
世の殿方がホイホイとその蜜に惑わされる。
たく、救いがたい世の中だな、おい!
そもそもこのような広がりを見せたのは、お菓子メーカーなんぞに踊らされているわけなのだが、
百歩譲って、本命にチョコレートを渡し愛の告白なんぞを女性側から切り出す・・・、
そのスタンスはそれで良いとしよう。
問題は『義理チョコ』なるモノの存在だ!
貰って、封を切って、口に運んで、歯ごたえを感じて、そこで、
わさびだのからしだのの辛さが利いたチョコレートなら、
「うわ~、カラ~!!これ『義理チョコ』やんけぇぇぇぇ」
というノリ突っ込みも一酔狂なやり取りでオチもつく。
しかし実際は、
とてもまろやかで、トロ~っと口の中でとろけて、そしてとてもビターなおいしいチョコレートなのだ。
こんなもん『義理チョコ』とちゃう!!
こんな悲しく落ち込む気持ちを奈落の底まで一直線に叩きつけるチョコなんかないわっ!!
そしてこの『義理チョコ』を渡すときの女性陣の涼しげな目線!!
涼しすぎるっちゅうねん!!
今、真冬!!そんな視線を頂戴せんでも十二分に体感温度は氷点下やっ!
もうやめて!世のモテナイ男性陣のライフはゼロよ!!
よって、本年限りで『義理チョコ』の配布を禁じる法案を私は提案するものである!!
『義理チョコ廃止論』、
それは本日だけ特別に許された、憲法改正論を論じるよりも世の男性には切実な問題なのであ~る!!