『私は幼い頃ミキハ○スのモデルをやっていた。その後いろいろな経緯を辿り、高校時代に組んでいたバンドで作った曲が、某有名人歌手のセットリストに載った。その後いろいろな経緯を辿り、今サラリーマンをやっているわけだが、先日出社するなり部長に呼び付けられる。そろそろ所帯を持ち身を固めろと言うのだ。部長の手にはお見合い用の豪勢に彩られた写真がある。聞けば、京都市左京区に佇む豪勢なお屋敷に生を受けたご令嬢で、家系図を辿れば、旧宮様に繋がるとか何とか言うではないか。そんな一日がスタートした矢先、今度は私が以前より進めていた高額案件の受注に成功したと部下から報告があった。その受注祝いにその夜、部長共々で市内の高級料亭に行くことに。そこでは松坂牛のすき焼きが出るわけなのだが、そのタレに使う卵を割れば黄身が二つ出るではないか。そんなこんなで胃袋も満たし寒い夜空を見上げつつ帰路に着こうとしたのだが、社のマドンナ的存在の部下から週末にデートのお誘いなんぞを受けてしまう。私は、週末などと言わずにこれから行きつけのショットバーにでも繰り出してオールでもしよう、等と浮かれ気分で提案し二人並んで歩き出したその瞬間、寒い夜空で足元が薄暗く気づけなかった開いているマンホールというブラックホールに足元を取られ落ちていく・・・』、そんなところで夢から醒めたんだ・・・(しょぼーん)。


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