2024年4月7日(日)
阪神11R
芝1600m
発走15;40
春の牝馬クラシック第１弾は、
第84回桜花賞。
桜咲くこの季節に行われる
桜花賞。
非常に趣深い。
日本ダービーや有馬記念は特別なレースだが、
桜花賞は、
なぜか「好きなレース」なのだ。
現時点で、
まだヒロインは誕生していない。
このレースが行われ、
２、３年が経過したのちに、
「やはり、この馬は強かった」と
思わせてくれる、
そんな「乙女」たち。
過去５年を振り返って見ると、
リバティアイランド、
スターズオンアース、
ソダシ、
デアリングタクト、
グランアレグリア。
どの馬も桜花賞馬であるにもかかわらず、
その「個性」が被らない。
それぞれに、趣（おもむき）がある。
「これまでの桜花賞馬はどの馬が好き？」などと
そんな質問をされたとしても、
本当に「選べない」のだ。
過去を振り返ると、
1995年、
まだ競馬のことなど良く知らなかった頃、
「この馬が勝つ」と信じて疑わなかった
ダンスパートナーと武豊が敗れたときは、
言葉にできない、よくわからないショックを受けたことを
今でも記憶している。
「外からワンダー！外からワンダー！」という実況を聞き、
「えっ？何で？？」
と思った記憶が、
昨日のことのように思い出されるのである。
他のことはすぐに忘れてしまうのに…。
競馬に「絶対」は無いと、
うっすらと思わされたのだ。
しかし、
1997年。
このとき私に、
他のレースとは
明らかに違う「絶対」と思わせる馬が
そこにいたのだった。
そう。
それは、
キョウエイマーチだ。
このときは、
「持ち金全額を単勝にぶっ込もう！絶対勝つ！」
と、「思った」のだった。
このメンバーで、
キョウエイマーチの前でゴールできる馬は
ぜっったいにいない、と思ったのである。
これは、絶対に「来る！」と。
結果は、その通りになった。
ただ、
私は、
「全額」は、ぶっ込んではいない。
そして、今日。
第84回桜花賞。
絶対に勝つ！と思わせてくれる馬は、
いない。
どの馬にもチャンスがある。
だからこそ、
「全額ぶっ込もう」などと思わずに
楽しもうではないか。
ということで、
早速、
予想はこちら。
◎⑫ステレンボッシュ
◯⑱チェルヴィニア
▲⑨アスコリピチェーノ
☆④キャットファイト
△②クイーンズウォーク
△⑦スウィープフィート
△⑮エトヴプレ
本命は
◎⑫ステレンボッシュだ。
阪神ＪＦでは、
⑨アスコリピチェーノの２着と、
あと一歩だったが、
展開と乗り方次第では
逆の結果になっていた。
今回は、
鞍上に
マジックマン、ジョアン・モレイラを迎え、
あの悔しさを晴らすべく
「勝ち」に来たのだ。
モレイラ騎手がどう乗るか、
非常に注目だ。
対抗は
◯⑱チェルヴィニアだ。
この馬の末脚は
何もミスがなければ
突き抜けても不思議ではない。
ただ、
大外枠というマイナス点は、
運がない、と言うべきか。
単穴は
▲⑨アスコリピチェーノだ。
やはり、この馬の実力は
一歩抜けている。
無傷の４連勝も夢ではない。
ただ、
今回は、挑戦を受ける立場となる。
その重圧は、かなり大きい。
特注馬は
☆④キャットファイトだ。
この馬が逃げて、
あれよあれよの逃げ切り勝ち、
というシナリオも十分あり得るのだ。
人気を落とした「逃げ馬」には
特に注意が必要だ。
そして、
末脚魅力の
△②クイーンズウォークだが、
この馬にはスタートの不安がある。
その分を割り引いて考えなければならない。
△⑦スウィープフィートは
成績も安定しているが
やや使い過ぎな印象と、
阪神ＪＦ７着という点が気になる。
△⑮エトヴプレは、
フィリーズレビュー勝ちを評価し、
人気がなさ過ぎる点からも
逃げ残りを押さえておきたい。
買い目は
馬連ボックス
②④⑦⑨⑫⑱
15点
３連複ボックス
②④⑦⑨⑫⑱
20点
皆さん
グッドラック！