2012年3月28日。

MLB開幕戦。

「オークランド・アスレチックス×シアトル・マリナーズ」。



終盤だけだが

テレビで観戦した。




イチローは5打数4安打と、

開幕戦の4安打は初めてだ。




サラリと

4安打を打ったように見せてしまうイチローの凄さ。




「イチローなら、このくらいはやれるよ」

と、思わせるところがスゴい。





ウンチクだけを語る人たちこそ、

彼は

これくらいのことはやってのける、

とか、

まぁ当たり前だ、


と思っている。





観衆に

そう思わせてしまう

イチローの凄さ。






やっぱりすごい。








また、

試合の至るところに

メジャーリーガーならではのファインプレーを連発しながらも、


何事も無かったかのような涼しい顔をしている選手たち。




あたかも普通のことだったかのように。








これが真の一流の「仕事」なんだな、と思う。





それに比べると、パンピーの私たちは、


普通のことであっても、

あたかもスゴい仕事をしたかのように振る舞ってしまう。




皆さんの周りにも

そんな人たちはたくさんいるだろう。




正直、私も、そうかもしれない。







こんな気構えじゃ、

仕事としては失格だな、

と感じてしまう。







当たり前のことは当たり前にやり、


スゴいことも、


何事も無かったかのようにやる。




これが

真のプロの仕事なのだと…。





自分を評価してもらいたい

という気持ちを見せない方が、

他者からの評価も上がるのである。





私たちも

見習わなければならないと思う。





スゲーな!

と言われたときこそ、

涼しい顔をして

ただ笑顔でいるだけでいいのである。






あとは相手が評価してくれることなのだから。






まだまだ

私の周りには

真のプロといえる人は

少ない…。










そして、もう一つ。








アスレチックスのセカンドを守っていた

ウィークスの守備は

さすがメジャーリーガーだ

と思わせてくれた。





一塁ベースに当たった打球を


右手でキャッチし


そのまま振りかぶらすにトスして

打者をアウトにしたのである。






このプレーは

なかなか見ることはできない。



ウィークスならではの好プレーだった。









ウィークスは

「自分も、ホームランを連発できるような選手に憧れた。

でも、自分にはなれない、と思った。


だから、

自分の長所を伸ばそうとした。


それが自分がメジャーでやっていくことに繋がると思ったからだ。」


と。







これは

良い教訓になる言葉だ。







人は

人生において、

自分に無いものを

欲しがったり、求めたりしてしまう。




自分に無いものを手に入れようと、

その目標に向かって努力することは

素晴らしいことだ。







ただし、すべての人間が

それを手に入れることは

残念ながら

できない。






それが現実である。






そこで諦めをつけることも大事なことだ。







問題はそこからだ。







人は努力して「手に入れようとすること」ばかりを

追い求めすぎてはいないだろうか。






そこで

この発想の転換なのだ。







自分の良いところは

いったい何なのだろうか、

と考えて、

それを伸ばそうと努力することを


どれだけの人たちが

考えて行動しているだろうか。








「自分にはないもの」、

「自分が手に入れたいもの」



すなわち、



地位や

名誉や

学歴や

お金や

体型や

容姿や

美貌や

身長や

食事や

女を、

追い求めすぎてはいないだろうか。







これらを

貪欲に真っ直ぐに

追い求めても

そう簡単には手に入らないものばかりではないか。







だとしたら、

考え方を変えて、

少し遠回りしてみるのも

人生においては

大事なことなのではないだろうか。







今、列挙したものを

手に入れようとするのではなく



まず、自分に与えられたものは何なのかを

冷静に見極め、



その中で、

自分の良いところを見つけ出し、

それを伸ばしていけば、

それがあなたの魅力になり、


もしかしたら

欲しかったものを

手に入れられるかもしれないではないだろうか。








メジャーリーガーすべてが

ホームランバッターでなくても

その世界で生きる道はあるのである。










ウィークスは
それを教えてくれた。








ウィークスの言葉を聞いて


考え方が変わったように思えた。









これを活かすかどうかは

私たち次第である。