私が生まれる以前から



国民的アイドル


だった


キャンディーズ
田中好子さんが



55歳の若さで亡くなりました。




心より、


ご冥福をお祈りいたします。






一時代を築いた人物が
亡くなられると

その時代を
共に生きてきた人たちすべてに

自分の歴史が

ここで

完結してしまったかのような
感覚を覚えてしまいます。






私たちが

人生を生きていく上で、


自分自身の死を

頭の片隅におきながら


何気なく
毎日の生活を送っているとは思いますが、




こういった

有名人が亡くなると、


自分の生きている世の中も


刻々と
変化していることに、

否応なく気づかされます。






私たちが子どもだったころから

テレビで活躍していて、


つい最近まで

ドラマなどで

見ていた田中好子さんが、


もうこの世の中からいなくなってしまった



ということを、




私は、


単に一人の芸能人がいなくなった

ということだけでは

片付けられないのです。









あなたも

いつの日か、


この世からいなくなるわけです。








私も


いつの日か


この世からいなくなります。







のちに

また

生まれ変わることなど、


決して無いことは、


普通の人なら


気づいているはずです。








地球誕生から
46臆年が過ぎ、



その長い年月の

ほんの一瞬しか、

我々は存在し得ないということを
認識しながら


日々の生活を送らなければならない、

ということになるのです。





それにしては
私たちは

あまりにも毎日を


惰性的に生きてはいませんか?







惰性を

感じた人々は

そうなるまい





曲をつくったり、


陶器を焼いたり、


職人としての腕を磨いたりして



自分が

生きている間に

何かを残そうと




懸命になっているのです。








あなたが亡くなったときには


何か残せるものはありますか?





「何も残さなくてもいい」


という答えは


しないでください。








私たちは


何かを残さなくてはいけないのです。





生きてきた証を。








それを残した人間の

知恵だけが



現在に

残っているのです。






これだけの人間が

地球上に存在しながら、




それを残せる力があるのは



ほんのわずかな人間だけです。






少なくとも

田中好子さんは、

キャンディーズというものを


世の中に

そして

私たちの心に

残していきました。







これはとても
すばらしいことです。







私たちも


何かを残そうと思いながら日々の生活を送ることが、



生まれてきた

使命

なのではないでしょうか?






私たちに

残された時間は


ほんのわずかだということを認識しながら


これからの人生を

生きていかなければならないと、



強く感じています。