2026.4.14 後楽園ホール/主催:三迫プロモーション
ダイヤモンドグローブ
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★日本Sフライ級タイトルマッチ10回戦
★OPBF東洋太平洋同級王座決定10回戦
東福岡の後輩王者が、再戦で2冠を狙う。
アマ33戦22勝11敗
プロ8戦7勝(2KO)1分
日本ユースSフライ級王者(0・返)
日本Sフライ級王者(1)
OPBF Sフライ級2位
WBOAP Sフライ級6位
#山口仁也(26/#東福岡高→#大東文化大→#三迫)
vs
東福岡の先輩が、雪辱と2冠奪取を懸ける。
アマ45戦32勝13敗
プロ11戦7勝(4KO)4敗
OPBF Sフライ級5位
日本Sフライ級1位
#吉田京太郎(28/#東福岡高→#近畿大→#ワタナベ)
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★日本Lフライ級タイトルマッチ10回戦
返り咲いた王者が、宮古島の拳で押し切るか。
アマ50戦35勝15敗
プロ14戦12勝(8KO)2敗(2KO)
B級デビュー
第46代日本Lフライ級王者(2)
第49代日本Lフライ級王者(0)
2025年間最高試合(高見亨介戦)
WBC Lフライ級7位
IBF Lフライ級11位
WBA Lフライ級13位
WBO Lフライ級14位
OPBF Lフライ級2位
WBOAP Lフライ級1位
#川満俊輝(30/#宮古工業高→#三迫)
vs
転がり込んだ2度目の好機を、逃さずつかみにいく。
アマ13戦7勝6敗
プロ22戦12勝(3KO)8敗(1KO)2分
18年全日本Lフライ級新人王
OPBF Lフライ級6位
日本Lフライ級2位
#亀山大輝(29/#ワタナベ)
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元日本王者が、1年ぶりの再起戦に立つ。
アマ84戦62勝22敗
プロ18戦13勝(8KO)5敗(3KO)
元日本フェザー級王者(2)
グリーンホーネット
◎#佐川遼(32/#青森北高→#東京農業大→#三迫)
3R(0分50秒)TKO
プロ21戦14勝(8KO)4敗(2KO)3分
元日本Sフェザー級王者(1)
OPBF同級7位
日本同級2位
×#原優奈(31/#SFマキ→#六島→#渥美→#千里馬神戸→#真正)
元王者同士の一戦。佐川は2019年に #阿部麗也(KG大和) を破って日本フェザー級王座を獲得し、#日野僚、#竹本雄利 を退けた実力者。しかし、#丸田陽七太 に王座を奪われ、返り咲きを懸けた #松本圭佑 戦も落とすなど、かつての勢いは失われていた。対する #原優奈(真正) も、#波田大和 との挑戦者決定戦を制し、#坂晃典 から日本Sフェザー級王座を奪い、#向山太尊 を一蹴して防衛しながら、#奈良井翼 に王座を明け渡してこの再起戦の場に立つ。再び輝きを取り戻し、王者戦線へ歩み出すのはどちらか。
試合は初回からジャブの差し合い、距離の取り合いから始まった。2回、両者の距離が少しずつ狭まり、両者ともリズム良く手を出し始める。佐川は右ボディ、原は左フック、右ボディストレートを好打。3回、更に距離が狭まり、お互いの回転数も上がる。そして原が踏み込もうとした一瞬、佐川の右ショート一閃。前のめりに崩れ落ちた原を見て、レフェリー岡庭健が雅(みやび)にストップ。力感なく吸い込まれるように出した右ショート。倒した感触もないほどナチュラルな右だった。まさに緑のスズメバチ「グリーンホーネット」の毒針。ノーランカーとなり、腐っていた時期を自ら認めた佐川だったが、上位ランカーの原との試合が組まれたことで心に火がついた。そして、この勝利で現王者 #奈良井翼(RK蒲田) の名も口にした。王者戦線への扉を再びこじ開けた「まつげ王子」もとい「グリーンホーネット」佐川が、群雄割拠のSフェザー級戦線に戻ってきた。
一方の原も、このままでは終われない。前のめりに倒れた夜。だが、前を向いて倒れた者にしか見えない景色がある。原優奈の敗戦は終幕ではなく、もう一度自分を削り直すための痛みとして生き続ける。
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40歳の世界ランカーが、格と経験を見せるか。
プロ33戦27勝(14KO)5敗(3KO)1分
第38代日本Sフライ級王者(0)
第42代日本Sフライ級王者(1)
第44代日本Sフライ級王者(1・返)
第13代WBO-AP Sフライ級王者(1)
WBA Sフライ級12位
WBC Sフライ級16位
IBF Sフライ級8位
WBO Sフライ級12位
OPBF Sフライ級1位
WBOAP Sフライ級2位
不惑のサンダーレフト
◎#中川健太(40/#エルコンドルベロス→#レイS→#三迫)
3R(0分50秒)KO
移籍後の上昇気流に乗り、大舞台へ食い込んできた。
プロ12戦7勝(2KO)3敗(2KO)2分
×#上野永吉(24/#ワタナベ→#花形)
中川健太の物語は、まだ終わっていなかった。サウスポー同士の一戦は、初回から上野が左オーバーハンドと右フックを思い切りよく振って出る好発進。世界ランカーをのみ込もうとする野心が、そのまま拳に乗っていた。だが中川は慌てない。高く硬いガードの奥から相手をのぞき込み、要所で勢いのある右フックを振り下ろす。2回にはワンツーで顔を弾き、打ち終わりをショートで正確に合わせるなど冷静に流れを引き戻した。そして3回、頭を振る上野を右ジャブ2発でコントロールし、右フックダブルから左ボディ一閃。これが見事に刺さる。さらに右フックをテンプルに入れると、上野は苦悶の表情を浮かべてダウン。10カウントを聞かされた。先に攻め、積極性を示したのは上野だった。しかし、その先にある「格」と「判断」は、やはり中川の側にあった。
中川は都立港工高の同級生だった #船井龍一 とともにボクシング部を立ち上げ、青春を拳に預けた。その後、2017年には日本王座をかけた親友対決で船井に敗れ、船井はそこから世界挑戦へ進んだが、2019年5月、ジェルウィン・アンカハスとの世界戦で敗れた。中川にとって船井は、友情の相手であると同時に、自分が見ていた未来を先に歩いた存在でもあった。だからこそ、中川が今なお世界を口にする言葉は、自らに課した誓いとして響く。あの敗戦も、親友の挑戦失敗も見たうえで、それでも自分が行くと決めているからだ。中川には、やめられない理由がある。
リング上で中川は言った。
「自分は世界チャンピオンになれると思ってるんで。そうじゃないと先に進めないんで。」
この言葉は強がりではない。その日のために酒も一切口にしない。アスリートとしての自己管理を徹底。船井が届かなかった場所へ、自分がたどり着く。その執念まで背負っているように、この夜の中川は見えた。40歳のKO勝利は、過去の残り火ではない。高校時代から続く物語が、まだ終わっていないことの証明だった。
キッズリターン。40歳の青春をどこまでも熱く生きる、この男の物語から目が離せない。一方、敗れた上野は、まるで全てを失ったかのような表情を浮かべた。だが、これもまたボクシングである。ここで沈むも這い上がるも自身の人生。中川が覚悟した人生を超える物語を自ら作るのもまた上野の人生である。こうしてボクサーたちは己の生き様を交錯させながら、命を昇華させていく。負けるな上野。行け、中川健太。世界にサンダーレフトを落とせ。
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★東日本新人王 Sフェザー級4回戦
30歳デビュー戦。遅咲きの一歩。
デビュー戦
#前田康佑(30/#横浜さくら)
vs
異色のリングネームで、新人王初戦に挑む。
プロ2戦1勝1分
#大和総支配人(31/#協栄)
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★東日本新人王 Sバンタム級4回戦
1戦1勝1KOの新鋭が、初戦突破を狙う。
プロ1戦1勝(1KO)
#田島一樹(26/#渡嘉敷)
vs
178cmの長身で、流れを変えたい。
プロ3戦1勝2敗
#佐々木凱理(24/#湘南龍拳)
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☆今日の三賞
MVP:
技能賞
敢闘賞:
☆2026年2月月間賞
最優秀選手賞
WBOアジアパシフィックフライ級 新チャンピオン
富岡 浩介(RE:BOOT)
対象試合:WBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチ10回戦(2月10日)
対戦相手:長尾 朋範(フラッシュ赤羽)
試合結果:判定3-0勝ち
敢闘賞
WBOアジアパシフィックスーパーフライ級 チャンピオン
川浦 龍生(三迫)
対象試合:WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦(2月10日)
対戦相手:韓 亮昊(六島)
試合結果:判定2-1勝ち
新鋭賞
山口 友士(三迫)
対象試合:54.0kg契約8回戦(2月7日)
対戦相手:西屋 香佑(横浜光)
試合結果:3ラウンドTKO勝ち



















