箸よく盤水を回す 満杯にしたたらいの水を、箸一本で回せども 最初は箸しか回らぬ。 しかし、その箸を根気よく熱心に回し続ければ 周囲の水が少しずつ回るようになる。 更に諦めず回し続ければ 輪が広がり、 最後には盤水、たらいの中の水全部が 大きな渦となって回るようになる。 とるに足らぬ一振り、一突きであっても けっして諦めぬこと。 それはやがて大きな渦となる。