"それぞれ土呂、針崎を出た一揆軍は小豆坂辺りで合流し、大きなうねりとなっていた。



小豆坂はかつて織田と今川松平が戦った場所としても知られていますが、この一向一揆でも激しい戦闘が行われた場所です。


どうして再びここでぶつかるのか?

ぶっちゃけて言うと「たまたま」です。




織田信秀がここに軍を進めた理由は明確で、安祥城を出て縄手を通りこの坂を越えた先、生田原に今川の拠点の城があったからです。


生田城から出た今川軍と激突したのが、最初の小豆坂の戦い。

織田と今川の小豆坂の戦いは、人によっては二回と言われていますが、自分は一回のみだと思います😅


一向一揆では、家康の城や砦のあった上和田・六名を迂回した結果、ここで合流して乙川を渡るルートがここ小豆坂になったのでしょう。






三河一向一揆マップ