おはこんばんにちわ。
Daisukeです。
弊社でも取扱いしておりますスウェーデンのファルクニーベン社製のナイフ。
一部のタイプを除けば、いずれもしっかりとしたコンベックス状の刃を持つステンレスナイフで、タフな使い方を要求されるブッシュクラフトに適しています。
私もフィールドではファルクニーベンのS1Proを好んで使用しております。
S1Proは刃渡り13cmのデュアルパーパスフォレストナイフ（森の中での作業ナイフ）。
※しっかりとした重量感が頼もしいS1Pro。刃には錆びにくく、硬度、粘りのバランスがいいコバルトスチールが採用されている。
強めのコンベックス曲線と6mm厚ブレードも相まって、バトニングやチョッピングもガツガツいける上に、切っ先のコントロールもし易いバランス感なので細かい作業もやりやすい。
ラップドタングで突き出たバット部は簡易ハンマーとしても使えますし、もちろんスパインでファイヤースチールも打てます。
ブッシュクラフトナイフとして頼もしい1本です。
※細かい作業はブレードを持つことも。もちろん怪我には注意！
※突き出たタングはハンマーとして使えます。
S1Proの標準シースは右利き用のザイテルシースです。（※Pro用の左利き用はメーカーからも販売されていません）
ProシリーズではないS1純正のザイテルシースやレザーシースは残念ながらProには対応してません。ヒルトが引っかかって納刃できないのです。
※純正標準のザイテル（樹脂）シース。 上：S1z ・ 下S1Pro
比較的安価で汚れても丸洗いできることがメリットのザイテルシースですが、個人的にはレザーシースの方が好み。
ですので、「無いなら作ってしまえ」ってことで、純正のシースを基にS1Pro用レザーシースを作ってみました。
※ハンドメイドしてみたS1Proも入るレザーシースを作ってみた。
純正シースでは口部が僅かに狭くて納刃できないので、口部を数mm広め設計し直すことでS1Proにも対応。
ブッシュクラフト用途ナイフらしくファイヤースチールループも足しましたが、これは蛇足。
※上：ハンドメイド ・ 下：FallknivenS1用純正
純正と同じように、シース本体に直接ベルトループを付けるのではなく、角カンを介してダングルタイプにすることで、肘を必要以上に曲げずにナイフを抜き差しできる仕様。
※ダングル（吊り下げ）の分だけ肘が曲がり切らないので抜き差ししやすい。純正と同じ構造。
使用した材料はアメリカンオイルレザー約6dsと、角カン、両面カシメ、手縫い糸だけ。
レザークラフトの基本スキルさえあれば簡単に作れますので、自分の所有するナイフやニーズに合わせてシースを誂えてみるのも面白いのではないでしょうか。
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