国道342号から栗駒山に向かう途中の


祭畤(まつるべ)大橋付近で、


紅葉の美しい光景が目に入ってきたので、


車を停めて撮影してた時のことです。






目の前に広がる美しい光景に


夢中になって写真を撮っていました。




反対側も写真に収めようと移動してみると、


そこには尋常ではない風景が.。





これは旧国道342号に掛かっていた


初代の祭畤大橋。




今回私たちが渡ったのは、


初代の橋から上流約150mに建設され、


2010年5月に開通した2代目の祭畤大橋でした。




*祭畤被災地展望に設置された、解説版を撮影しました


2008年6月14日に発生した


震度6強、M7.2の岩手・宮城内陸地震で


橋は地面に向かってほぼ直角に折れ曲がり、


一部は川底に崩落。



*祭畤被災地展望に設置された、解説版を撮影しました


耐震設計がきちんとなされていた為、


当初は施工中の手抜き工事や


設計ミスも疑われました。





調査の結果、


橋脚の地盤そのものが約10mにわたり


地滑性の移動を起こしたため


崩壊したものと判明。




当時の地震の凄さを物語るようです。





このように無惨な姿の祭畤大橋が


現在も撤去されずに残っているのは、


この震災を後世に伝えるため、


災害遺構として保存されているのです。




なお、幸いにも落橋時に通行者はいなく、


人的な被害は出なかったそうです。








ここでは、自然の素晴らしさだけでなく、


脅威も感じさせられました。