オレンジ色の危険物を調べてみた。

 

◎重クロム酸アンモニウム (NH4)2Cr2O7

形状
橙黄色の結晶

性質
比重:2.2(15℃) 融点:185℃
エチルアルコールにはよく溶け、水にも溶ける。

危険性
可燃物と混合した状態では、加熱、衝撃、摩擦により発火又は爆発を起こす事がある。

火災予防の方法
加熱、摩擦、衝撃を避ける。
有機物と隔離する。
容器は密栓する。

消火の方法
注水により消火する。

◎重クロム酸カリウム(K2Cr2O7)

形状
橙赤色の結晶

性質
比重:2.69 融点398℃
水に溶けるがエタノールには溶けない。500℃以上で分解して酸素を放出する。

危険性
強力な酸化剤なので有機物と接触又は還元剤と一緒にすると激しく反応し、発火すれば爆発を起こす事がある。

火災予防の方法
加熱、摩擦、衝撃を避ける。
有機物と隔離する。
容器は密栓する。

消火の方法
注水により消火する。

自分が受験しておいて何ですが、ふと、思ったのが
一体、どんな人が乙4を受験してるんだろうか・・・
年齢層は比較的幅広いが、職域としてはかなり狭そうな感じ。
受験者は男性が多く、女性はほとんどなし。
理科系の技術者資格というより、特定の燃油管理者という感じかなぁ

燃焼している危険物を消火するには3つの方法があります。


1つは、熱源の熱を奪い取り温度を下げることにより消火する方法。


これを冷却消火といいます。


2つ目は、燃焼に必要な酸素を絶つことにより消火する方法。


これを窒息消火といいます。


3つ目は、可燃物そのものを除去する方法。


これを除去消火といいます。


火災の種類に応じて(油火災、電気火災など)効果的な消火方法を選択しなければなりません。