今日は公休日でありますが、馬巣丸が所属する班長の運転を見る為に早起きして会社方面に向かっています。
年功が長くなると、新入社員が頻繁に担当する路線をめったにやらなくなる為にベテランが担当している時を狙って行って見るのは困難です。
今日見に行くのは自分が担当している路線ですが、班長は今月一回、まさに今日だけ担当するとの情報により、乗りに行く事にしたのです。
この仕事、同じオフィス内で肩を並べて仕事をしているわけではありませんから自分が仕事中に同僚の仕事っぷりを客観的には見れても本質的に見る事は出来ません。
自分とは何処が違うのか?或いは自分より何処が優れていているのかを見るには実際に乗らないと見る事が出来ません。
また、他人の運転を実際に見る事により良い刺激にもなりますし、良い点は積極的に盗み取り入れる事により自分の運転技術向上へと繋がるものと考えられます。
休みの日に行ってまで見る価値は十二分にあるわけです。
乗ってみての感想は以下の通り。
※一本前のバスが出たのを確認して停留所の最前列を陣取る(笑)。
■一回目往路
進行方向左側最前列に着席。
まず驚いたのが走り方。
先急ぎを全く感じさせない走りだ。正直なところむしろ「遅いのでは?」と感じてしまう程だ。
一瞬たりとも指定速度を超過していないにも関わらず自分なら必ずと断言出来るほど遅れて到着或いは通過する主要停留所の通過時刻は定時であると思われる(乗務員用時刻表に表記されている時刻を確認していないので不確かではあるが折り返しの時間も十分にあった事から少なくとも遅れは発生していない)。
信号のサイクルを完全把握しているので直近の信号が[赤]であるのを確認すると一切加速はしない。それでいてギアはNにする事も無くギアは入ったまま。この点は自分と異なる。加減速が目立たないので本人も運転にストレスを感じていないであろう。
※降りた直後に乗るのは周りから怪しまれる恐れがめる為、通常とは異なる場所で降車(笑)。
■一周目復路
駅方向に向かう為、起点停留所から既に行列が出来ており、進行方向左側最前列の着席は不可。やむを得ず進行方向左側最後部座席に乗車。
ハンドルの切り方やタイミング等の運転方法は見れないのでミラー越しに目線を確認するのと二輪車や歩行者の側方通過時の距離や抜くか否かの判断のタイミングを見る事に努めました。
首を大きく動かさないにも関わらず目だけで様々な場所を確認している。車内客の動向にも注意を払い、車外の飛び出しや挙動の怪しい車を確認しているものと思われる。とにもかくにも目の動きは激しい。
確実に抜ける場所(ガードレールの切れ目が無い部分や対向車が明らかに来ない場合)を選定し確実に実施している。
ガードレールの無い場所で抜く際の安全距離(間隔)は自分より長い。転んだりしたら確実に引っ掛けるのを改めて考えると恐ろしくなった。
■二周目往路
進行方向左側一番前に着席。
他車に対してもお客様に対しての接遇に関しても優しさが感じられた。起点出発時に駆け込み客がいるとドアを開ける等。
見通しが悪く道路蝠員が狭く乗用車ですらセンターラインをはみ出してしまうカーブの手前では十分に減速しカーブミラーで確認し必要に応じて左に寄せる事で対向車との接触を避けている。
※割り切って乗ったまま(笑)。お客様から怪訝な顔で見られる(苦笑)。
■二周目復路
進行方向左側一番前に着席。
両サイドに路駐車があり、対向バスがパッシングで進路を譲っても決して急がない。安全確認を怠らない。
対向車線が混雑している状況で横断者がいるか否かが分からない横断歩道通過時はいつでも止まれる速度で通過をしていた。
目の前で赤になってしまったような明らかに長い信号待ちの際にも周囲の動向に気を配っていた。
ガードレールの無い狭隘路において対向車があり、自転車を抜く場合は振り向いて自車(バス)に気が付くまで追従していた。
相変わらず先急ぎをしていない。コレぞ玄人の余裕だと思う。
■三周目往路
進行方向左側一番前に着席。
自分は車間距離を多目に取っていると自負していたが、自分以上に班長は車間距離を保っていた。
状況を判断してバス停を少し超過した所で停車。降車客は二名いたのですが、いずれも前方へ歩いて行きました。
■三周目復路
交差点の右左折時は概ね10km/hで急な横断者や死角にるかもしれない横断者を決して見逃さない。
そして他車を良い意味かつ嫌味ではなく信用していない。
三回目復路で気が付くのもどうかと思うが乗降客が高齢者の場合、停留所の縁石ギリギリまで寄せていた。
三周目の復路となれば疲れているはずなのに車内アナウンスの声のトーンが全く変わらないのも驚いた。
無理な割り込みや発進時の妨害に腹を立てる事もなく平常心が滲み出ていた。
※後車の運転士と立ち話をして帰宅!
■総合的な感想
車線変更の必要性が無い路線だったので車線取りの技術が盗めなかったのは残念でしたが、それは次回に回すとして、走り方は自分と全く異なったものでした。
また、今回は自分も普段から乗る車で変速ショックが出やすい車で悪評高い車だったのですが、変速ショックが無く快適でした。
良い所を一つでも多く自分の物にして自他共に認めるプロの運転士になりたいと強く思いました。
年功が長くなると、新入社員が頻繁に担当する路線をめったにやらなくなる為にベテランが担当している時を狙って行って見るのは困難です。
今日見に行くのは自分が担当している路線ですが、班長は今月一回、まさに今日だけ担当するとの情報により、乗りに行く事にしたのです。
この仕事、同じオフィス内で肩を並べて仕事をしているわけではありませんから自分が仕事中に同僚の仕事っぷりを客観的には見れても本質的に見る事は出来ません。
自分とは何処が違うのか?或いは自分より何処が優れていているのかを見るには実際に乗らないと見る事が出来ません。
また、他人の運転を実際に見る事により良い刺激にもなりますし、良い点は積極的に盗み取り入れる事により自分の運転技術向上へと繋がるものと考えられます。
休みの日に行ってまで見る価値は十二分にあるわけです。
乗ってみての感想は以下の通り。
※一本前のバスが出たのを確認して停留所の最前列を陣取る(笑)。
■一回目往路
進行方向左側最前列に着席。
まず驚いたのが走り方。
先急ぎを全く感じさせない走りだ。正直なところむしろ「遅いのでは?」と感じてしまう程だ。
一瞬たりとも指定速度を超過していないにも関わらず自分なら必ずと断言出来るほど遅れて到着或いは通過する主要停留所の通過時刻は定時であると思われる(乗務員用時刻表に表記されている時刻を確認していないので不確かではあるが折り返しの時間も十分にあった事から少なくとも遅れは発生していない)。
信号のサイクルを完全把握しているので直近の信号が[赤]であるのを確認すると一切加速はしない。それでいてギアはNにする事も無くギアは入ったまま。この点は自分と異なる。加減速が目立たないので本人も運転にストレスを感じていないであろう。
※降りた直後に乗るのは周りから怪しまれる恐れがめる為、通常とは異なる場所で降車(笑)。
■一周目復路
駅方向に向かう為、起点停留所から既に行列が出来ており、進行方向左側最前列の着席は不可。やむを得ず進行方向左側最後部座席に乗車。
ハンドルの切り方やタイミング等の運転方法は見れないのでミラー越しに目線を確認するのと二輪車や歩行者の側方通過時の距離や抜くか否かの判断のタイミングを見る事に努めました。
首を大きく動かさないにも関わらず目だけで様々な場所を確認している。車内客の動向にも注意を払い、車外の飛び出しや挙動の怪しい車を確認しているものと思われる。とにもかくにも目の動きは激しい。
確実に抜ける場所(ガードレールの切れ目が無い部分や対向車が明らかに来ない場合)を選定し確実に実施している。
ガードレールの無い場所で抜く際の安全距離(間隔)は自分より長い。転んだりしたら確実に引っ掛けるのを改めて考えると恐ろしくなった。
■二周目往路
進行方向左側一番前に着席。
他車に対してもお客様に対しての接遇に関しても優しさが感じられた。起点出発時に駆け込み客がいるとドアを開ける等。
見通しが悪く道路蝠員が狭く乗用車ですらセンターラインをはみ出してしまうカーブの手前では十分に減速しカーブミラーで確認し必要に応じて左に寄せる事で対向車との接触を避けている。
※割り切って乗ったまま(笑)。お客様から怪訝な顔で見られる(苦笑)。
■二周目復路
進行方向左側一番前に着席。
両サイドに路駐車があり、対向バスがパッシングで進路を譲っても決して急がない。安全確認を怠らない。
対向車線が混雑している状況で横断者がいるか否かが分からない横断歩道通過時はいつでも止まれる速度で通過をしていた。
目の前で赤になってしまったような明らかに長い信号待ちの際にも周囲の動向に気を配っていた。
ガードレールの無い狭隘路において対向車があり、自転車を抜く場合は振り向いて自車(バス)に気が付くまで追従していた。
相変わらず先急ぎをしていない。コレぞ玄人の余裕だと思う。
■三周目往路
進行方向左側一番前に着席。
自分は車間距離を多目に取っていると自負していたが、自分以上に班長は車間距離を保っていた。
状況を判断してバス停を少し超過した所で停車。降車客は二名いたのですが、いずれも前方へ歩いて行きました。
■三周目復路
交差点の右左折時は概ね10km/hで急な横断者や死角にるかもしれない横断者を決して見逃さない。
そして他車を良い意味かつ嫌味ではなく信用していない。
三回目復路で気が付くのもどうかと思うが乗降客が高齢者の場合、停留所の縁石ギリギリまで寄せていた。
三周目の復路となれば疲れているはずなのに車内アナウンスの声のトーンが全く変わらないのも驚いた。
無理な割り込みや発進時の妨害に腹を立てる事もなく平常心が滲み出ていた。
※後車の運転士と立ち話をして帰宅!
■総合的な感想
車線変更の必要性が無い路線だったので車線取りの技術が盗めなかったのは残念でしたが、それは次回に回すとして、走り方は自分と全く異なったものでした。
また、今回は自分も普段から乗る車で変速ショックが出やすい車で悪評高い車だったのですが、変速ショックが無く快適でした。
良い所を一つでも多く自分の物にして自他共に認めるプロの運転士になりたいと強く思いました。