最近いろいろ思うことがありまして。
好きなことは、もっとはっきり表現しないとダメだなと。
Twitterは好きなことを書いてもすぐに流れて消えてしまう虚しさを感じ、表現するタイミングを逸してただリツイートするばかり。
一方でブログはそもそもメディアとして流行ってないのと、自己満足的な虚しさを感じてしまい放置状態。
そんなこんなでいつの間にか表現する意欲が無くなっていたのですが、最近の様々な出来事を受けて、どんな形であれ表現しないことこそが勿体無いと思い直しました。
よく分からない前置きはそれくらいにして、最近SNSでは全然表現してこなかった「好き」についてある程度のボリュームで書きたくなったので、久々にブログを更新することにしました。
本題に入る前に、私の昨年からの大きな変化として、サブスクリプションサービスで音楽を漁るようになりまして。
盤を買うのに比べてハードルが低く、多くの音楽に気軽にアクセスできるので、以前と比べて大幅に好きなアーティストが増えました。
その流れで、興味を持ったアイドルさんを本格的に好きになるということが今年多く起こったので、そんな好きになったアイドルさんについて数回に分けて書いていきます。
1組目はRYUTist(リューティスト)です。
RYUTistは、新潟県新潟市の古町を拠点とするアイドル。
現在のメンバーは佐藤乃々子さん、宇野友恵さん、五十嵐夢羽さん、横山実郁さんの4人組です。
新潟と言えば、結成16年目の大ベテランで私の好きなNegicco(ネギッコ)の拠点でもあります。
RYUTistが若い頃にNegiccoと何度か共演していたので何となく駆け出しのイメージが残りますが、2011年結成なので現在8年目。
現存のアイドルの中では長いほうになるんですね。
私は以前まで、10代の若いアイドルさんに関しては意図的に距離を置いてきました。
それはRYUTistも同様でした。
スクール出身なのでスキルはかなり高いのですが、前述のようにNegiccoと共演していた頃の若いイメージがしばらくあったのと、その頃の音楽的な表現が個人的に好きになれなくて。
具体的に言うと、スキルとエモさの押し売りを感じさせる表現。
『TOKYO IDOL FESTIVAL』とかで、アイドルファンに大受けするような感じといえば伝わるでしょうか、あれが苦手で。
私はどちらかというとさらっとした、肩肘張らずな表現が好きなので、失礼を承知で言うとしばらくは敬遠していました。
それが変わったのは、2ndアルバム『日本海夕日ライン』を聴いたのがきっかけでした。
リリースは2016年ですが、聴いたのは今年になってから。
以前の押し売り感が薄れて、アルバムのコンセプトに沿った軽やかな表現にシフトしていました。
さらに2017年リリースの3rdアルバム『柳都芸妓』が素晴らしい完成度で。
オムニバス的な詰め込んだアルバムを出すアイドルさんが多い中で、コンセプトアルバムとして完璧に近いクオリティーの作品を発表するのが素晴らしいし、10曲というコンパクトさも好きです。
このアルバムによって、遅まきながら私は完全にRYUTistが好きになりました。
スキルが高いのはもちろん、一番の魅力は綺麗なコーラス。
個性を主張しすぎずバランスが良くて、アイドル界でも屈指の上手さかと思います。
そもそも4人の声質が良いから、コーラスもかっちりハマるんだろうな。
一番好きな声は今のところ乃々子さんかな。
あと最近は友恵さんがInstagramでたまに載せる、食べてるシリーズの何とも言えない表情にハマっています。
今年のRYUTistはすごく充実しているなという印象です。
最新シングルの『黄昏のダイアリー』にも、その充実度が表れています。
沖井礼二さんと北川勝利さんの共作曲のハイブリッドな表題曲「黄昏のダイアリー」、ayU tokiOの猪爪東風さんによる「心配性」、microstarによる「a birthday song」の3曲が収録されているのですが、そもそもアーティストのチョイスが好みすぎるし、メロディーもサウンドも豊かで、トリプルA面じゃないかというくらい全曲クオリティーが高くて素晴らしいです。
「黄昏のダイアリー」
「心配性」
「心配性」の柔らかさと冬に似合う温かさ、最高。
こういう柔らかい雰囲気の曲、柔らかい表現ができるアイドルが好きです。
最後に、私の好きなRYUTistの楽曲を。
「日曜日のサマートレイン」
『日本海夕日ライン』収録の、so niceの鎌倉克行さんの提供曲。
私がRYUTistで一番好きな楽曲で、RYUTistを好きになったのはこの曲の存在が大きいかな。
イントロからの昂揚感、メロディーの美しさと構成の妙。
長めの間奏も一切それを感じさせない良さがあって。最高です。
「夢見る花小路」
アルバム『柳都芸妓』の実質的なオープニングナンバー。
同じく新潟の婦人倶楽部の楽曲を作られているムッシュレモンさんの提供曲。
拠点の古町の街を歌っているのですが、こんなにお洒落な「まち」ソング聴いたことないです。
サウンドも展開も気持ち良すぎて心踊ります。
「想い出はプロローグ」
こちらもso niceの鎌倉さんの提供曲。
so niceが好きとも言えますが…、so niceとRYUTistの相性の良さですよ。
美しいメロディーライン、ナイアガラサウンド。
『柳都芸妓』の「夢見る花小路」からの流れが最高で、連続で聴くとより気持ち良いです。
それと編曲をしたカンバスとのアコースティックコラボ、これ大好きです。
「フレンド・オブ・マイン」
『日本海夕日ライン』収録。
海に向かうウキウキ感が表現されていて好きです。とても元気になれる曲。
「古町ブギウギ通り」
ビッグバンド的な華やかさ、スウィングの気持ち良さにコミカルさもあって良い曲。
それからこのライブ映像。
街中で生バンドでのコラボ、粋という言葉がぴったりです。
「Blue」
個人的にはアカペラよりもフェードアウトだったらさらに良かったかなと思いますが、それを抜きにしても綺麗で良い曲。
「口笛吹いて」
(74:12より「口笛吹いて」)
アルバム『柳都芸妓』のラストに相応しい、すげえ良い曲。
こういう前向きで等身大な曲をアイドルが歌ってくれるのは最高です。
「無重力ファンタジア」
ikkubaru meets RYUTist。初めて聴いたとき、こんな曲もハマるのかと驚きました。
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②フィロソフィーのダンス編
https://ameblo.jp/buruwo/entry-12426594733.html
③つりビット編