今年のGWにはオンライン帰省なる言葉が生まれましたが…
我が家も夫婦双方の両親は遠方。
夫も私も団塊ジュニア世代なのですが、親たちは当時にしては結婚も出産も遅かったほうでして…
いわゆる団塊世代よりもはるかに高齢です…
私の両親と夫の父は既に80代、唯一70代の義母も、次のお誕生で79歳になります。
それぞれ大病を経験したり、いろいろありながらも何とか健在。
そんな環境ですが…たまたまコロナ前にやっておいて良かったなぁと思うこと…
それは私の親のタブレットデビュー
両親はずっとそれぞれガラケーでした。
そして使っていたのは、ほぼ母のみ(電話とメール)。
母はガラケーのメールに慣れてしまっていて、友達ともガラケーでのやり取りが多く、それを変えたくない人だったので、そこはそのまま。
なのでターゲットは父でした
数年がかりの説得の紆余曲折?を経て、ちょうど1年前のGWくらいだったでしょうか、その頃父はタブレット持ちに
機能は、必要最低限のシンプルなアプリだけをホーム画に入れ、使いやすくしました。
とにかく離れて暮らしているので、調べものとLINEくらいは…と思ったのと、もっと長生きできたとしたら、少しでもデジタル化していた方が充実したシニアライフが送ってもらえると思ったのです💦
なにせ、体調が悪いと実家の本棚にある何十年も前の医学辞典をめくって解決しようとする…なんていう状態だったので…
タブレットを持ったといっても、子どもは皆近くに住んでおらず、最初に教えたことはすぐ忘れてしまい、週末や長期休みに帰省した誰かが再度教えていく形で、なかなか時間はかかりました(^^;
しかもまだ現役で自営なので、忙しい時期はタブレットなんていじってられるかってなりまして…それも大きなハードルでした。
でも、私たちきょうだいのグループラインに親を巻き込んで行くことで、段々と入力も返信スピードもびっくりするくらい早くなり、今では写真を送ってくれたり、こちらからも写真や動画を送ったり。
孫たちとオンラインの交流も広がったり、コロナの情報交換や体調面なども皆で共有できて助かっています。
あとは気に入ったアプリでちょっと遊んだり、何より頭の体操になっていると思います!
ただ、今でも時々何かをいじってしまって画面がおかしくなったり、使い方を忘れてしまったりして、ヘルプの電話がかかってきますがね
60~70代の親御さんたちならば余裕のお話なのでしょうが、80代スタートはなかなか大変でした、でも諦めてはいけませんね‼️
もし高齢の親御さんにオンライン化してほしいけど、当人たちに抵抗がある場合、いろいろ説明しても埒があかないので、とりあえず現物を渡すのがいいかと
(初期費用やランニングコストなどの話し合いは必要です)
そして1年でも若いうちの方がなんとかなります!
私もこの先、自分が老いていくときも、子ども世代にどうにかして着いていけるように、頑張って新しいものを受け入れていきたいと思いますが…どおかな(^^;
夫の親の方は、幸いお義父さんが若い頃から機械に強いので、パソコン、タブレットと活用してくれています。
こちらも前はパソコンメールのやりとりだったのですが、最近はLINEで交流できるようになりました。
義父はコロナ禍で闘病中で、少しでもこういうことで気が紛れるといいなと思います。
逆に文明の機器に無関心なお義母さんがこの先心配になります…。
私の母も、相変わらずラインを送ってもメールで返事が来たりという感じ…
孫世代(うちの娘たち)はメールだとなかなか気付かないので、即時の交流はできず…父に教わって頑張ってほしいなぁ。