南伊豆の沖磯にてフィッシュマン ブリストバジュラダーナ10XHにカルカッタコンクエスト401MDを装着して投げ倒してきた


自分の鉄板の組み合わせ、ブリストマリノ9.9H&IMZとの組み合わせの2本だて!こちらも投げまくった。


先に結論。何も起きなかった。そんなもんです 笑


5日金曜日 5時上陸 中潮下げ 下り潮で超激流

 

南伊豆でここ最近3回連続でお世話になってる渡船屋さん。

ここは、基本的に上陸する磯を船長に伝える。

初めてと言えばオススメを教えてくれる優しい船長です。常連客もみんな優しいし親切。


1ヶ月前にもここに来て、人生初のヒラマサを掛けた。数分の格闘の末、空気吸わせるとこまでいけたから安心していたのだが、上がった磯の足場が高過ぎてどこから引き揚げるかを悩んでるうちに最後のひと暴れによりフックアウト…

あまりの暴力的な引きで、30分くらい興奮で震えが止まらなかった。ヒラマサにはまる人が多いわけだ…

なので今回は復讐の為に同じ磯へ上陸 

ベイトは大量にいたけどボイルも無い

鳥山なんてもってのほか。鳥すらいない 笑

1カ月前は最初から最後までずっと鳥が上空にいた。

なんでそうなのかは鳥や魚に聞けるわけもないので状況の検証はもはや意味が無い。


なので景色とバジュラダーナ10XHのインプレくらいか


風か鳥の💩によって運ばれた雑草が隙間を埋めていく。こうやって時間をかけて植物が生い茂る…のに何年かかるんだろ?って思った岩場。



ん?


むむむ??


カニがカニを喰ってる



さてバジュラダーナ10XH の投げインプレ!



この画像は5月24日



10XHと11XHの両方を比較するのは方向性というか味付けが違うのであまり意味がないと思われる。

ただ、どちらを磯で一日中投げ倒せるか?って問われると10XH。

理由は少し軽いから。

誤算の範囲ですが 笑


スピニングもベイトも大型狙いのタックル全般に言えるけど、総重量が500g軽くを超えてくる。1キロオーバーもざら


男子やり投のヤリの重さは800g。

あれを何時間も振り続けるのだ。

なかなかの気合いと根性と忍耐との戦い。


話を戻そう。別に軽いから良いというもんでもない。

バジュラダーナ 10XHと11XHは前者が手元重心、後者が先っちょ寄り重心

同じリールを付けて投げてみると違いが良く分かる。

ダイペンやポッパーは11XHの方が確かに操作しやすい。これは間違いない。(そーゆー設計)

ただ、先っちょにある100gのルアーを、やり投や遠投するようなオーバーキャストで何時間もぶん投げる上では、どっち重心かすら気にならなくなる。

それはどこを魚が通りそうかを考え、疲労と筋肉の強張りが増していく中で海を見続けてどこに向かって投げるか、どう操作するか、どのように巻いてくか…をひたすら繰り返す。

心が無になっていくのです。

重心が…とか考えてる時はゆとりがある時の話だ 笑

自分の第一の趣味である円盤投も何時間もかけて100本以上投げる時があるけど、最後の方は雑念が消えていく。素晴らしい動きになるパターンが多い。

そんな趣味を持っているがゆえに、釣れたら当然嬉しいが沖磯で数百投して何も起きなくても構わないのである。いや、嘘嘘。クーラーボックスに入らない魚を家に持ち帰りたい。


でも、こちらも本音の一部で飛距離、フォーム、地面からロッドティップへのエネルギーの伝わり方に集中していき、もはや目的が何なのか訳分からん時がよくある。

でもそれでも楽しいから良いのです。


結局、バジュラダーナの10XHと11XHはどちらが良いか?

ん〜、どちらもゴツくて見た目からしてやる気にはさせてくれるのは間違いない。

先っちょ重心か手前重心か…は好みでしょう笑

ジグもプラグもどちらもちゃんとこなせるし。


テイクバックを取る時に30センチ分、ロッドが短くなるから地形によっては…とかも考慮すると10XHの方が投げ続けやすいかも。


ちなみに10XHを購入する資金を得る為に11XHは6月中旬に売却してしまった。

年に5回前後しか行けない沖磯の為にあんなゴツイロッドを2本持ってても使いきれんのです。

こればかりは仕方ない。

だから今年は10XHで投げまくる。



そしてもう一本のマリノ9.9HではIMZを装着して148回投げたらしい。

点が途切れてる部分がバジュラダーナ10XH

5時から12時までで休憩を数回挟みつつトータル250本以300本未満は投げたか。

データが残るって本当に良い。

IMZの400あったら絶対買うわ 笑

マリノ9.9はIMZかカルコン201が半々くらいで、港湾、川、沖磯とかなりの使用率。

投げまくってるおかげか、新品時より良い感じに柔らかくなってきた。

先月のヒラマサはマリノ9.9とカルコン。

そこそこゴツイロッドが綺麗にUの字を描いてヒラマサの根に潜る動きに追従していたのにはなんか感動してしまった。

そしてその時、カルコンはヒラマサの暴力的な走りに対してフルドラグでは全く止まらず、追加の指ドラグで抑えたのは言うまでもない。

追加指ドラグはベイトリールならでは 笑


これも5月24日 この時自分史上発ヒラマサのヒットと午後2時頃にまたフックに乗らなかったバイトがあった。



暑さ本番で地獄の沖磯だがまだまだ復讐が必要である。

次こそはクーラーボックスに入らないサイズの魚を…