勇気ある気遣い | 未来を切り開こう! 踏ん張る時は、 踏ん張ろう!

未来を切り開こう! 踏ん張る時は、 踏ん張ろう!

《 日々の出来事をご紹介します 》

Mさんは仕事を終え、

自宅に戻る途中、

駅のホームで電車を待っていました。

その日は車両故障の影響でダイヤが乱れ、

ホームは大変混雑していました。

電車が来て、

何とかドア付近に乗り込むことができたMさん。

社内はすし詰め状態でしたが、

乗ってほっと一息ついていたところ、

次の駅に到着したのです。

ドアが開くと数名の乗客が降りました。

ホームの先頭で乗車を待っていたのが、

ベビーカーを押す若い女性だったのです。

車内には、

ベビーカーを入れるスペースがありません。

周囲の人は身じろぎもせず、

〈混んでいるから無理だ〉

という雰囲気が伝わってきます。

女性はベビーカーの車輪を車内に乗せるだけでも四苦八苦していたのです。

その時、

一人の男性が「すみません。

詰めてください」

と声を上げ、

自身はベビーカーを車内に運びいれたのです。

Mさんはその行動にいたく感心しました。

困っている人を手助けする男性を

〈かっこいいな〉

と思ったMさん。

〈公私にかかわらず自分も手助けしよう〉

と決意したのでした。

困っている人を助けましょう!