自宅に戻る途中、
駅のホームで電車を待っていました。
その日は車両故障の影響でダイヤが乱れ、
ホームは大変混雑していました。
電車が来て、
何とかドア付近に乗り込むことができたMさん。
社内はすし詰め状態でしたが、
乗ってほっと一息ついていたところ、
次の駅に到着したのです。
ドアが開くと数名の乗客が降りました。
ホームの先頭で乗車を待っていたのが、
ベビーカーを押す若い女性だったのです。
車内には、
ベビーカーを入れるスペースがありません。
周囲の人は身じろぎもせず、
〈混んでいるから無理だ〉
という雰囲気が伝わってきます。
女性はベビーカーの車輪を車内に乗せるだけでも四苦八苦していたのです。
その時、
一人の男性が「すみません。
詰めてください」
と声を上げ、
自身はベビーカーを車内に運びいれたのです。
Mさんはその行動にいたく感心しました。
困っている人を手助けする男性を
〈かっこいいな〉
と思ったMさん。
〈公私にかかわらず自分も手助けしよう〉
と決意したのでした。
困っている人を助けましょう!
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