今年のリオデジャネイロオリンピックで、
バドミントン女子ダブルスの
「タカマツ」ペアこと
高橋礼華・松友美佐紀選手が金メダルを獲得しました。
二人は、仙台市の同じ高校の先輩と後輩の関係でした。
ともにシングルスが専門でしたが、
たまたまペアを組んだのがきっかけでした。
そのペアが思いがけない力を発揮したのです。
翌年の全国高校総体で優勝、
全日本総合選手権でも三位に入賞しました。
高橋選手は面倒見がよく、周囲に気を配るタイプ。
一方、松友選手は冷静でマイペースタイプ。
普段はほぼ別行動で、食べ物の好みも正反対だといいます。
お互いのタイプは違っても、
「バドミントンに対する意識は一緒じゃないと成り立たない」
と語る高橋選手。
「五輪で金メダルを取る」という大きな目標を掲げて、
長所を活かし、努力を重ねて、ついに世界一になったのです。
職場でも、一見不似合いの組み合わせが、
意外な作用を起こして、力を発揮することがあります。
その際、何より欠かせないのは、目標の共有でしょう。
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