楽しき農夫にはじまり、トロイメライぐらいはなんとなく知っている人が多いでしょうか。
ピアノを習っていると、あまり聞いたことはなくても、教本でふれたり、子供のためのアルバムからコンクールなどの課題曲になったりするので、わりと早い段階でシューマンを知ることになります。
弾けるようになってくると、飛翔に憧れる子は多いのではないでしょうか。
高学年以降はシューマンの曲をやっていると、なんとなく一目置かれるようになります。
その道を極めようとする子だったり、上手くなければ弾かせてもらえないというイメージ。
そもそもたまに聴く機会があったとしても、自分から是非弾いてみたいと思える曲ではなかったりするのがほとんどでは。
山がわかりづらかったり、弾けると思えないくらい難しかったり。
上手い人はわりとシューマンが好きだったりする。それは弾ける人にしかわからない、敷居の高さがあるということでしょうか。
コンサートでピアノ協奏曲イ短調を聴く機会が数回ありました。
森本隼人さん、小林愛実さん
好きなピアニストの演奏でしたが、やはり聴くだけにわかクラシックファンには向いていないようです。
第2楽章ぐらいから眠くなり…
(-_-)zzz
冒頭、派手にはじまるのかと思うと
悲しげでロマンティックなメロディ
オーボエからはじまる主題が印象に残り
素敵なフレーズであることはわかる
でもやっぱり、途中からよくわからない。
今風に言うと、サビはいいんだけどね、とか出だしはいいんだけど…という感じ
ピアニストのテクニックの凄さは存分に堪能できても、35分前後の演奏の中に展開の驚きやドラマを感じられない。
20分以上の大曲は
(時には10分でも)
緩急の意味がわかり
感情移入できて
心を揺さぶられるような
ドラマを感じなければ
聴き続けることはできません。
プロの演奏でも
緩徐楽章で眠くなるような作品は
その曲自体が面白くないのでは
と思ってしまう
ごめんなさいm(_ _;)m
ちなみに
チャイコフスキーの
超有名なピアノ協奏曲1番も
華やかな主題は
すごい!素敵!と何度も思うけど、
それ以外の印象が薄く
途中眠くなりがち
チャイコフスキーの大曲なら
やっぱりバレエ音楽のほうがいい♪
でも最近
ピアノソロや協奏曲以外のコンサートに
ハマり始めていて
シューマン交響曲2番は
初めて聞いたときから
また聞きたいと思いました。
オペラシティと
東京芸術劇場で聴いたのですが
しつこさがそこまでではなく
コーダにむけてのドラマが
ちゃんと見えたように思います。
たまたま指揮はどちらも
下野竜也マエストロ
(鎌倉殿の13人の
テーマ音楽の指揮者をされています)
最初はこちらの代役で

こちらはお二人とも代役でした

大河ドラマといえば
先日、年末に放送された
新選組総集編の録画を観て
同じ三谷幸喜さんでも
音楽が変わると
ずいぶん雰囲気も
変わるものだな〜と思いました。
リアルタイムで観ていた頃は
大河ドラマらしくない
ユーモアを感じて
斬新だと思ったのですが
編集されているせいでしょうか
今観ると
三谷さんにしては
真面目すぎるくらいの印象でした。
話がずいぶん
それてきてしまいました…
大河ドラマやN響の話はまたいずれ
このへんで失礼します(^^)/~~~