栄養満点!とわかっていても、
「生臭くていや」「調理が面倒」と敬遠されがちなイワシ。
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富といわれても、
実際にはなかなか食べられないことも多いですよね。
でも、大丈夫。もっと手軽にイワシを食べることもできます。
イワシがどうしても苦手な人や、生のイワシを買うのが億劫な人は、
イワシの加工品をおすすめします。
加工品はイワシの価格の安い「旬」の時期、
つまり、脂ののったイワシを原料とすることが多いようです。
つまり、春先などまだ旬でない時期には、
生のイワシを食べるより缶詰めのほうが栄養的にも優れています。
最近では、いろいろな味付けの缶詰めなどが登場しているので、
きっとあなたの舌にあうイワシが見つかるはずです。
イワシを調理するときには以下の点に気をつけましょう。
こうすれば、効率よくDHAやEPAを摂取できます。
なるべく脂ののったイワシを選ぶこと。
旬のイワシはとくに脂がのっているので、DHAやEPAが豊富です。
煮物の場合には、煮汁に溶け出しているので、煮汁も一緒に食べましょう。
このとき、冷たい煮汁に入れてはいけません。
煮あがるまでの時間が長ければ長いほど脂質分が溶け出してしまうので、
必ず煮立てた汁の中に入れます。
揚げ物の場合は、揚げるときに使った油がイワシの肉にどんどん入り、
反対にイワシの脂が溶け出してしまいます。
なるべく避けたほうがよいでしょう。
焼く場合には、ホイル焼きにしましょう。
そのとき、野菜を一緒に入れておけば、
溶け出した脂質を野菜が吸収しているので、
その野菜を食べれば大丈夫です。
また、ムニエルにすれば小麦粉の衣が溶け出した脂質を吸ってくれます。
酢を上手に使えば、骨まで食べられてカルシウムも摂取できます。
なんといっても刺身です。
生で食べればまるごと摂取できます。
血合肉も食べるとなおよいでしょう。
DHAやEPAを効率よく摂りましょう!
