寿司桶を洗って返すのは実は… | 日々是好日

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ネット動画で視たことを話題にします。

最近は、ネットニュース・動画が私のブログネタの宝庫となっております。

『おやっ?』と思ったものの賛否で語るのが手っ取り早いからです。


さて、

出前で寿司を頼むと、寿司桶に入って寿司がやって来る。寿司を堪能したあとは寿司桶をお返しするのだが、その際に寿司桶を洗うのか洗わないのかという究極のw2択がある。


洗うのが礼儀だとか、

そこまでしなくても失礼にはならないとか、

この2つの考えが基本的なところだろう。

そこから、

洗わず食い放しはぞんざいで何様だよと思うとか、安からぬカネ出してるコッチがなんでへりくだる必要があるんだよなどと、キレ気味な言い合いになったりする。


私が視た動画では、

そんな2択の言い分があることとは別次元で、

良い寿司桶は丁寧な扱いをしてほしいという寿司屋側の思いがあるらしいと説明していた。


寿司桶は、側面は、綺麗で手触りも良い蒔絵調の塗り仕上げになっております。

内側の面はプラ(ベークライト?)のものが多いようだが、中には、塗ってある桶もある。


洗剤や食器洗いでガシガシやられることは避けたいものもあるとその動画では言っている。


流水で手でサッと汚れ(ご飯粒とか)を落としてもらえば御の字とも言っていた。


それは、余計なこと(洗剤でキレイに洗うこと)はむしろしてくれるなと寿司屋側は内心思っているらしいということ。


寿司桶の単価は我々の計り知れないところだ。

でも、なかなかに凝っているように見える。

ピンキリなのかもしれないが、ピンキリの見定めは我々にはつかない。


私の経験談をひとつ。

カウンターの寿司屋にて。

つけ台( 握った寿司をのせるカウンターより15㎝ほど高い場所)に私が何の気なしにビール瓶を置いたところ、店主に注意されたことがあった。

黒い漆塗りのつけ台でした。


こういうケースもあるので、寿司桶の取り扱いにも注意を要する場合があってもおかしくはないだろう。


いろいろごちゃごちゃと述べたが、

 ひとつ言い忘れたことがあって、


出前で寿司を配達したときに、『桶は洗わんでください』とか『桶は丁寧に扱ってよね』と言われたことは1度もないし、聞いたこともないってこと。


洗う・洗わん以外に

桶を玄関の外に出しておくか

戸外には出さずせめて玄関内で返却を待つ

の2択も寿司桶の取り扱いには大きくかかわるところだが、

これも寿司屋に『外には置くな』とは言われたことはない。


つまり、やはりと言うか、立派そうに見える寿司桶は所詮消耗品的なものと見做されている?


私はこの動画を視て、今後寿司桶は、流水でサッと手洗いにする派にしようと思い至りました。


とはいえ、昨今、出前で寿司を取る機会がめっきり減りましたなぁ。


PS

寿司桶の値段をググってみましたが、まさにピンキリ。数人分用のデカい桶は多分大量生産じゃないのかかなり高価です。

普通サイズや重箱タイプは、画像じゃピンと来ないが、現物を見て触れば、ピンキリは分かるのでは?

出前用の桶は(普通サイズ)キリを使っているんでしょうかね?