お年玉は、あげる方になって、こりゃ厄介な風習だぁ！と分かった。
私は、子どももいないし甥姪もいないので、お年玉をあげる手間はありません。
が、従姉妹にとてもカワイイ娘がいて、
その子が中学3年の正月に、ついついお年玉をあげてしまいました。
そのため、ばあさん(母)に、翌年の正月前に、
｢アンタ、1回お年玉あげたんだから、今年は知りませんは通用しないよ！｣と言われ、
その子が短大を卒業するまで、あげ続ける羽目になりました。
最後となる短大2年の正月には、
卒業祝いも兼ねて、大増額してあげました。
そのときに、その子の彼氏も遊びに来ていて、
｢コイツとイチャコイ遊ぶ為に使われるのかぁ～｣と思えて、
やるせない気持ちになりました。
その後だいぶ経って、親戚一堂に会する食事会の時に、
その従姉妹に
｢ナンで私にお年玉くれてたの～？｣と聴かれ、
返事に困りました。
昨日、弟にばあさんが、肉やら煮物を渡す為に
我が家と弟宅の中間の駅前で会いました。
電話は頻繁にしているものの、会うのはほぼ1年振りで、ばあさんは嬉しそうでした。
弟は洋菓子の包みをばあさんに渡し、ほんの10分程の面会は終了した。
弟の寄越した包みには、ばあさんへのお年玉が入っており、何と私の分のお年玉もありました！
弟よ、オマエは良い奴だ！