義理実家にお墓参りに行ってきた。

農家なので米や野菜をたくさん頂いて来たのだが、

この黄色いウリ。「マクワウリ」っていう、

古事記や万葉集にも出てくるくらい古いものらしい。

これが今年は豊作で何十個もぶら下がったり、

ツルが地べたを這ってそこらじゅうになっていた!

汗だくでビニールハウスの草取りしたあとに、

ちょっと割れてしまったウリにそのままかぶりついたら、「うまいのなんの!」

昔(奈良時代とか)夏の暑い日に旅していた人が、こんなの見つけたら「神の恵みだ!」と思ったんじゃないだろうか。

なんてことを妄想しながら食べていた。

アジアのメロンみたいなもので、自然な優しい甘さで、のどに”カッ!”来るような甘さはない。

美濃国真桑村(現、岐阜県本巣市)の名産だったからマクワウリってなったらしいが、東アジアから伝わって来たものらしい。

去年、獣が食い散らかした種から芽が出たらしいから、食べたら庭に畑に種撒いておこうっと。