巧妙な誘惑 | 考えすぎ

巧妙な誘惑

流されるように発言した、その一言に、
(キリスト教風に言えば)サタンが宿るのだ、と思う。


普段、いい人であり味方である人ほど、
その傾向が強いように思う。
(普段、敵である人からは、サタンが宿る以前にそもそも敵対的な言葉しか浴びせられないから、それに気づかないだけかもしれない)


声をかける本人も気づかないうちに、
サタンは瞬間的に宿る。
本人に罪はない。
当然、悪気もない。
だからこそ、その言葉を受けた人間は、その誘惑に屈しやすい。


・・・簡単な例を一つ挙げると、
本当は休んではいけない時なのに、
「少し休んだら?」
と言われたりする時。
サタンの誘惑は、とても巧妙で、一見すると味方のようにしてやってくる。




もし、逆の立場で、
自分が発言する時にサタンが宿らないようにしたければ、
「惰性で発言」しないことだ。
惰性で世界と向き合い、惰性で発言する時が、
もっとも危ない。