盆休み 上司休みで 明るい職場 まきばひろし2010年メキシコを自転車で走っていた時のお話
道端でドイツの旅人偶然再会(レンタルサイクルに乗っていた)
旅は道連れと、連れて行ってもらった最高に美しいセノーテで泳ぎ、
(セノーテの話は、いつか書きたいと思います)
昼から、慌てて40~50kmほど走り、ユカタンの小さな村に到着しました

前日滞在した街でも、道中会った人々に尋ねても、この村には宿があるとのことでしたので、
暗くなりつつあったのですが、ちょっと安心
村で会う人、会う人に宿の場所を訪ねるのですが、みんな宿の場所を知りません
AMIGO DE JAPON(日本の友達)というお店があったので、
宿の場所と、もし宿がなかったら泊めてもらえないですか?と尋ねたのですが、
宿の場所はわからず、アッサリ宿泊も拒否されました 日本の友達ちゃうやんけ

道で会った人に「村役場!?に行って、尋ねてみなさい」と教えてくれたので、
村役場の場所を訊いて、訪ねると
小さな警察署があり、宿の場所を尋ねると
コーラ飲みながらお巡りさん「この村を訪れるお客さんを宿泊させる家(部屋貸)はあるんだけど、1週間ほど滞在している先客が居るので、今日はそこに宿泊できないよ」
コーラ飲みながらお巡りさん「どこかのお家で部屋が空いていて、泊めてもらえる人が居ないか探してみるから、しばらく待ってなさい。難しいだろうけど・・・」
ブーロ「ありがとうございます」
折り紙折りながら、巡りさんと自転車旅行の事など話して待ってました
お巡りさん「掃除が必要だけど・・・ 小さな物置があるから・・・そこで寝るか?」
見せてもらうと、まるで小学校の用具入れ倉庫のような2m四方ぐらいの小さな部屋に用具やガラクタが
ブーロ「ありがとうございます。もし部屋がなかったら御願いします」
と物置スペースの前方を見ると
これぞ牢屋

まさに監獄
まるでドリフターズのコントにでてくるような留置場

黒くて太い鉄柱で遮断された拘置所が

イメージ写真(実際の写真は、ベリーズの強盗にカメラ盗られたのでありません)

ブーロ「写真撮って良いですか?」
お巡りさん「良いよ~」
面白いなあ~と写真を撮っていると
お巡りさん「なんだったら、ここに泊まるか?」
ブーロ「え!良いんですか?」
お巡りさん「今誰も居ないし(留置していない)、ここで良ければ泊まって良いよ。こっちの方が広いし、寝床もあるし」
ブーロ「大丈夫?」
お巡りさん「問題ない!夜12時までは俺達も居るし、牢屋には鍵があるから。ここに泥棒に入るやつなんて居ないからどこよりも安全だよ」

と話している時に、部屋を探してくれていたお巡りさんが戻って来ました
泊めてくれるお家があるとの事
お巡りさん「どうする?部屋に泊めてもらう?牢屋に泊まる?」
ブーロ「ちょっと待ってください。お部屋はここから近いですか?おいくらですか?」
ブーロの葛藤

おい!こんな面白い場所に泊まれる事ってめったにないぞ。最高の宿に泊まっとけ~

泳いで、自転車漕いでとても疲れてるでしょ。シャワーも浴びたいでしょ。明日はもっと長い距離走る予定でしょ。部屋にするのよ。牢屋に泊まるなんてお巡りさんも迷惑かもしれないわ
・・・
・・・
・・・
ブーロファイナルアンサー「うーん。ここに泊めてもらいたいけど、今日はとても疲れているので、部屋に泊めてもらえるなら、部屋を御願いします」
お部屋を貸してくださった方からハンモックとシーツを借り、シャワーも浴びれて、
近くの定食屋さんでご御飯を食べ、寝たのですが、
夜寒くて、寒くて、何度も眼が覚め、雪が降る夢を2回見ました
鉄格子側が外に面していた牢屋に泊まっていたら、もっと寒かったでしょうし
真夜中「出してくれ~」と叫んでいたかもしれません
翌朝、コーラをお巡りさんに届け、お礼を言って出発しました

おしまい