私はすごく居場所を捜していて、
つい最近、それは見つかった。
あまりにも居心地が良くて、私はそちらに帰るようになった。
どうすればいいのか、それが正解なんて、とても思えなかったけど。
私は本当の自分をさらけ出せている気がした。
ここ何年、私はずっと隠れていて、今やっと、穴蔵から出て来られたみたいな気分だった。
なんでこんなに愛している人に、今まで出会えなかったんだろうと時間の無駄遣いを取り返したくなった。
彼は酔いつぶれ間際に呟いた。
僕たちは前世では結婚していて、あまりにも仲が良すぎて、神様に嫉妬されたから引き剥がされたんだ、と。
確かに、かつてこんなに率直な表現で愛せた人はいない。
こんなに口づけた人もいない。
たったの1週間で、私の人生はまったく変わってしまった。
将来何もなくていい、結婚もできなくていい、この人と居られれば。
最終的に孤独に死んだっていい。
家族を裏切ったっていい。もう何も、
普通の女のしあわせがなくたっていい。
ただ分かることは、あの人が私の帰る場所なんだってこと。
私の安住の地、豊かな場所だってこと。
ただこの人と一緒にいたい。
側に居られればいい。
なんでこの人をこんなに愛してしまったんだろう。
もう、ただ知り合ったのだけなら、3年も経っているのに。
こんな人だなんて、知らなかった。
知りたかったけど、深く知り合っちゃいけない人だったから、端から諦めてた。
貴方に嫌われてるんじゃないだろうかと、怖かった。
初めてキスした日、貴方は泣いている私の横で、黙ってお酒を飲んで、煙草を吸っていた。
14本も。
強いお酒でも消えない悔しさに、私は愚痴りたかったはずの言葉を一言も絞り出せずに、ただ飲み干していた。
知ってか知らずか、涙が溢れ出てくる。
貴方は14本目の煙草を消すと、少し間を隔てて座っていたカウンター席から立ち上がり、茶化した話の合間に私の髪に触れながら、後ろを通り過ぎようとして、通過することが出来なくなった。
私から唇を奪い取ろうかとするように、激しく抱き寄せた。
その時はまだ、欲望だけだったのかもしれない。
ずっとこうしたかった。
彼はその間中、ずっとそう白状していた。
私も彼にいつからか欲望を抱いていた。
知りたくて仕方がなかった。
夢に見るくらいだった。
イマジンが流れていた去る土曜日、私たちは眠る私の恋人をよそに、もっと恋人のように語らって、ふと見つめあった。
お互いの存在に気付いた。
私たちは三人ではなく、ひとりひとりの男と女なんだって、そんなことに気付いた。
まだ気付かないふりをして、通り過ぎた土曜日なのに、私たちは忘れられず、お互いに会いたかったのだ。
二人になりたかった。最後のチャンスだった。
まだその時は知らなかった。
こんなに愛するなんて。
こんなにキスするなんて。
ここが安住の地になるなんて、誰でも想像しなかった手立てだっただろう。
私はそれを見つけて、今、それにおぼれている。
安住の地は愛の洪水だ。
つい最近、それは見つかった。
あまりにも居心地が良くて、私はそちらに帰るようになった。
どうすればいいのか、それが正解なんて、とても思えなかったけど。
私は本当の自分をさらけ出せている気がした。
ここ何年、私はずっと隠れていて、今やっと、穴蔵から出て来られたみたいな気分だった。
なんでこんなに愛している人に、今まで出会えなかったんだろうと時間の無駄遣いを取り返したくなった。
彼は酔いつぶれ間際に呟いた。
僕たちは前世では結婚していて、あまりにも仲が良すぎて、神様に嫉妬されたから引き剥がされたんだ、と。
確かに、かつてこんなに率直な表現で愛せた人はいない。
こんなに口づけた人もいない。
たったの1週間で、私の人生はまったく変わってしまった。
将来何もなくていい、結婚もできなくていい、この人と居られれば。
最終的に孤独に死んだっていい。
家族を裏切ったっていい。もう何も、
普通の女のしあわせがなくたっていい。
ただ分かることは、あの人が私の帰る場所なんだってこと。
私の安住の地、豊かな場所だってこと。
ただこの人と一緒にいたい。
側に居られればいい。
なんでこの人をこんなに愛してしまったんだろう。
もう、ただ知り合ったのだけなら、3年も経っているのに。
こんな人だなんて、知らなかった。
知りたかったけど、深く知り合っちゃいけない人だったから、端から諦めてた。
貴方に嫌われてるんじゃないだろうかと、怖かった。
初めてキスした日、貴方は泣いている私の横で、黙ってお酒を飲んで、煙草を吸っていた。
14本も。
強いお酒でも消えない悔しさに、私は愚痴りたかったはずの言葉を一言も絞り出せずに、ただ飲み干していた。
知ってか知らずか、涙が溢れ出てくる。
貴方は14本目の煙草を消すと、少し間を隔てて座っていたカウンター席から立ち上がり、茶化した話の合間に私の髪に触れながら、後ろを通り過ぎようとして、通過することが出来なくなった。
私から唇を奪い取ろうかとするように、激しく抱き寄せた。
その時はまだ、欲望だけだったのかもしれない。
ずっとこうしたかった。
彼はその間中、ずっとそう白状していた。
私も彼にいつからか欲望を抱いていた。
知りたくて仕方がなかった。
夢に見るくらいだった。
イマジンが流れていた去る土曜日、私たちは眠る私の恋人をよそに、もっと恋人のように語らって、ふと見つめあった。
お互いの存在に気付いた。
私たちは三人ではなく、ひとりひとりの男と女なんだって、そんなことに気付いた。
まだ気付かないふりをして、通り過ぎた土曜日なのに、私たちは忘れられず、お互いに会いたかったのだ。
二人になりたかった。最後のチャンスだった。
まだその時は知らなかった。
こんなに愛するなんて。
こんなにキスするなんて。
ここが安住の地になるなんて、誰でも想像しなかった手立てだっただろう。
私はそれを見つけて、今、それにおぼれている。
安住の地は愛の洪水だ。
です。