母の家出(別居)177日目
ホルモンの影響か疲れか、散々な思考回路だった。
なんとなく今日は抜け出せているような気分だ。
その抜け出した方法は、たった1人の友人に母の話をし今後どうするか、友人は親とどのような関係なのかLINEで話したのだ
お互いに時間の無い中話しているので、早急な返信はお互いに求めない。
そして途中で途切れたとしてもなんとも思わない。「多分忙しいんだな」程度に思える相手
友人に相談した内容は、下の3つ。
①今は母に腹は立つけれど恨む程度の怒りはなくなってきたこと
②今は父も母も叔母も着信拒否にしているが連絡を取ったほうがいいか?
③友人の親子関係はどのようなもので友人は親をどう思っているのか?
この友人は普段そんなに豆に連絡を取らない。何かあった時に必ず現れるような存在
①今は母に腹は立つけれど恨む程度の怒りはなくなってきたこと
当初は怒り悲しみ、適応障害と診断され暗闇を歩いている気分だった。
共依存でお金の負担は勿論精神的な負担も多く支配されている状態だった。
けれど現在は頭の中も少しづつ靄が取れ、自分で自分のことを理解し生活している。
三食ごはんも食べ睡眠もしっかり取るようにしている。
今までは母の顔色を伺いながらの生活だったので、その顔色を伺わなくなったのは気が楽になった。
何かを決断するときに母の顔色を伺って失敗した時は母の責任にした時もあったけれど、現在は逆に自分の責任は自分で取ると決めている。
などの話をした。
友人は・・・ほおっておくのが1番だよ。気にしないほうがいい。自分の生活を1番に考えたほうがいいよ。
②今は父も母も叔母も着信拒否にしているが連絡を取ったほうがいいか?
友人は・・・・着信拒否を解除したほうがいい、着信拒否にしたほうがいいとは言わない。
けれど、今後付き合いが発生すれば最初は何も言わないかもしれないけれど、少しづつ今までみたいに口を出される、要求するようになる。
その口出しや要求があった時にだんごむしが口出しをスルーすることができ、要求ものまないって思えるならいいとは思う。
けれどできないと判断するうちはやめたほうがいい。
口出しも半端なくくるからね。
何にせよ、監視、支配、口出しなどをしてくる相手を対応できるかが問題。
③友人の親子関係はどのようなもので友人は親をどう思っているのか?
友人は・・・・2度の離婚をしたけれど、とにかく何でも口を出してくる。うるさいって位。それにうんざりする。
子供のころは虐待ともとれる対応をされた時もあった。水風呂に投げ込まれる時もあった。
恨みはしないけれど、その事を思うとむかついてくるよ。
何年か前に親が癌と診断された時も、娘としてこうしては危ないなどと言っても親は知らん顔する。
だからそんな状態だと早く死ぬよと言っても聞かない。
我が道を行くような親だし人の話は聞かないし我儘だし、早く死んでくれって思うよ。
でもその親が何かあった時は仕方ないのかもなって思う。
同居はお兄ちゃんがしてくれているってのもあるかも知れないけれど、何かしなきゃってなればまぁするかも。
でもその時にならないとわからないよね。
良い関係を築こうとは思っていないし仲良くはない。
自分たちの家族のことで精一杯だから親のことにかまけてられない。
友人は親は好きじゃないし過去の事を思い出すと腹立つよ、でも割り切るしかないかもって自分の話をしてくれた
そして現在の自分の家族をみるのに必死だからかまってられないって。
普段からズバズバ話すタイプで私とは真逆かもしれない友人。その友人に相談すると自分が悩んでいる話があほらしく思える時もある。
話をした後に私は「割り切るか~」って思うけれど「はて?どうやって?」と頭の固い自分がそこにいる。
そして母の目で合図するあの目が思い出される。
子供は親を一生面倒みるべき・・・・
この一言は呪いの言葉だわって思い出す。
そして呪縛が生まれる
母がこういっていたなとか思い出し、自分で呪縛を取ろうとしていないのに気が付いた。
現在は父も母も着信拒否でコンタクトを取っていない。
だから今何かを言われることもなく、あの母の目線を感じることもなく、いわば自由。
好きなように選択し、責任も自分だ。
なのに幼少のころに植え付けられた感覚、思考が思い出される。
友人と話した後もそんな呪縛が解けないでいたけれど一晩経ち、
「呪縛はもしかしたら自分で解けないようにしているのかも」
と思うようになった。
幼少の頃に植え付けられた感情などをいきなり吹っ切ることはできない。
けれど、自分で自分の本当の気持ちを聞いてみて
「本当にしたいこと」を見つける。
それまでは放置でいいと思う。
まだ答えが出ていないのに、行動してしまうのは危険だと判断した。
また具合が悪くなって迷惑をかけてしまうのは母へではなく、現在一緒に暮らしている家族だ。
その大切な家族に負担をかけてしまうのはよくない。
私が負担をかけたくないと思っている。
悲しむのも一緒に暮らしているこの家族だ。
母がどうしているかしったこっちゃない!と言える自分はまだいないけれど、
その母に対応、対抗する自分もまだいない。
そのスルースキルが身に付くまでは母との連絡を取るのはやめようと思う。
もしも、その間に死んだら今考えると罪悪感でいっぱいになるだろう。
死んでも「あぁ、そうか」と思える時までは連絡を取らない方が私の為であり家族の為であると思う。
他人事になるまではって感じだね、そう笑って言える友人は何度も落ちた経験の後、現在のことが言えるのであろう。
その友人みたいに笑って言えるようになるまで私も口角をあげて目の前にあることを一生懸命やってみようと思う。
その時に母が生きていたら笑って会えるかも知れない。
笑って会えないうちは会わないほうがいい。