アートワーク

ビルの共用スペースには世界的に高い評価を受けている現代美術の作家のアートが点在し、
気軽にアートに触れることができます。

そこで、宝探しのように、アートを見つける探索をしてみた。
なかなか面白かった。
美術館に行かなくても、無料で現代アートを楽しめた。
 
宮島達男 [タイム・パッセージ]Tatsuo Miyajima [Time Passage]
ガレリア天井は、ガラス部分とパネル部分が駒返しになっていて、天井面による「光と影」を意図した空間となっている。この「光と影」の演出を夜間にあって、床面に継承しようとして考えられたのが本造形案である。ガレリア床両端部に発光ダイオード(LED)によるディジタル文字パターンの点滅方式によって「時間性」や「運動性」を表現しようとするアイデアに基づいている。
設置場所:ガレリア床面
 
よくよく探さないと見つけられなかった。特に昼間は光っていないから余計に。
 
山口勝弘 [サウンド・インスタレーション 音の気配]Katsuhiro Yamaguchi [Sound Installation "Oto no Kehai"]
ガレリアに複数の音環境を持ち込んで、来場者がポイントごとに異なる音表現の変化を体験できるように考えられている。ガレリアの石積みを透過して聴こえてくる音表現が、いわば「ガレリア空間で奏でられる音環境楽器」となるように意図されている。そういった意味で、従来のBGMやサウンドマスキングとも異なり、音環境の意識領域と無意識領域の間を埋める新しい「サウンドスケープ」の創造を目指した試みともいえる。
設置場所:ガレリア壁面
 
鳥のさえずり他、色々な音が岩から聞こえてきた。
 
沈 文燮(シム・ムンセップ) [木神]Shim Moon-seup [Wood Deity]
アトリウム空間の天井が「無数のパイプ群」による造形となっているのに対し、床面は重厚な木材を用いた大きなモニュメントが1個置かれるという対比をなしている。古木を利用し、その表面をチョウナ削りとした木材による骨太な構成の大きな作品は、ベンチ風の造形をテーマにしつつも「木神」という題が与えられていることからわかるように、モニュメンタルな要素も併せもっている。その力強い量感に満ちた作品は、アトリウム空間の待ち合わせのシンボルともなる名所性の要素も兼ね備えている。
設置場所:アトリウム2階ロビー
 
上のパイプと下に置かれている木の造形が対照的だ
 
 
 
 
高木由利子 [Confused Gravitation (混乱する引力)]Yuriko Takagi [Confused Gravitation]
プロムナードのエスカレータにそって設けられた縦方向の吹抜空間は、人が上下に「移動」することで、視点が連続的に変化する。こうした視点の変化に伴って壁面写真パネルの表現が変化し(テーマとして「混乱する引力」というタイトルが与えられている)、観る人に、ある種の浮遊感、あるいは脱引力感を与えるように意図された環境造形作品である。
設置場所:タワー棟エスカレータ壁面
 
エスカレーターの横にあって、見にくくて可哀想な気がした。一度に清々と見たい作品だ
 
 
アントニー・ゴームリー [トゥー・タイムズ]Antony Gormley [Gormley [Tow Times Ⅱ]
知的で哲学的な雰囲気を漂わせている作品です。エレベーターホールをはさんで立つ2体の像。何も話さず、黙してただ「在る」その姿は、まさに現代人の心を表しているように見えます。
設置場所:オフィスロビー
 
対をなす静かな男性像
 
 
 
ジョナサン・ボロフスキー [シンギング・マン (歌う男)]Jonathan Borofsky [Singing Man]
アートミュージアム棟のサンクンガーデンボトムに設置される作品は、4層吹抜けの外部空間にふさわしい大きさをもち、かつ人々に親しい対話を誘い、ユーモアと素朴な優しい心情を蘇らせるものとした。アルミの巨大な体をもつ「SINGING MAN」は、まさにアメニティ空間のシンボルであり、日本的な郷愁にも通じる東欧のメロディーを歌い続けている。
設置場所:サンクンガーデン
 
何語だろう?巨大なロボットのような体を持ち、口から歌声が流れていた