あの伝説のバンド、ビートルズが解散してはや三十年以上が過ぎました。解散後ジョン・レノンは凶弾に倒れ、ジョージ・ハリスンまでもが帰らぬ人となり、再結成は見果てぬ夢となっています。

そういえば10年ほど前にアンソロジーシリーズを発売するときに、ジョンの残した曲をアレンジして発表された新曲「リアル・ラブ」と「フリー・アズ・ア・バード」は世界中のファンを驚かせました。

そんな昨今、「ビートルズが新譜を発売する」というニュースが流れていることをご存知の方も多いのではないでしょうか。

ビートルズがニュー・アルバムを発表 (音楽サイトBARKS)

「'70年にリリースされたビートルズのラスト・アルバム『レット・イット・ビー』から36年の月日を経て、なんとビートルズが'ニュー・アルバムをリリースすることになった。タイトルは『LOVE』。プロデュースは、ビートルズ作品には欠かすことのできないジョージ・マーティンと息子のジャイルズ・マーティンが手掛けている。

なんでも「LOVE」というシルク・ド・ソレイユの公演のために製作されているようなんですが、その製作過程というのがなんとも・・・。


今回のアルバム『LOVE』は、ジョージ・マーティンと息子のジャイルズが、ビートルズの曲をすべてトラックごとに分解し、それらを再構築して新楽曲としたもの」なんですと!


ビートルズの4人が生み出した宝石のような楽曲たちをバラバラにした挙句、それをくっつけて新楽曲にしましたって言われても世界中のファンが納得するんでしょうかね。少なくとも僕はビートルズの新譜としては納得できません。

熱狂的なファンが、「この部分のサウンドはあの曲のこの部分だ!」とか大騒ぎするんでしょうか?ちょっと想像できません。


「ビートルズの新譜」というより、「ビートルズの素材を利用したジョージ・マーティンの新譜」というのであればまだいいんですけど、それでも「曲をトラックごとに分解」とか聞かされるとなんかイヤになります。

2台の壊れた車をくっつけて作られた車を「ニコイチ」とか言ったりしますけど、このアルバムでは「ナンコイチ」の曲が出来上がるんでしょうかね・・・?

(by ny)