ポトレ写真はSNSに溢れている

普段写真やポートレート自体に興味がない方は特に見かけないかもですが、例えば#ポートレートなどハッシュタグで検索してみると、数分ごとに色々な人物写真が出てきます。

主は有料の撮影会で撮ったものが多く、その他相互無償や、プロの仕事など…

どちらかと言えば、Twitterはアイドルというか被写体モデルさんをキレイに撮る事に特化している印象です。

Instagramは、作品として絵に拘っているものが多い気がします。

 

どちらのSNSが良いとかいうことはなく、それぞれ特色があるので何とも言えない所ですね。

私も参考に…と思ってタイムラインなどで見ていますが、殆どが全国大会レベルで、いきなりカメラ初心者がポトレを始めたところでまず遠く及ばない仕上がりにしかならないかなと。

機材、撮影歴、場合によってはヘアメイク、衣装…と見えない部分で時間や労力、経費をかけている事もあると思うので、自己満足やSNSで高評価目的だけでなく、写真コンテストに向けてなど色々と目的があるようです。

 

 

所謂、『カメコ』と呼ばれるアイドルの追っかけみたいな、推しを撮り続けるというような方々は、一般から見ればやや気持ち悪いという印象がつきがちです。

それも私が撮影会界隈に近づきたくない理由でもありますが、どちらかというと中年男性が多いイメージなのもあります。

当然色々な人がいて、SNSで好意的にしてくれる方もいます。

 

これまで撮影可能なフリーの野外ライブ写真を見かけることが余りなかったのですが、アイドルイベント、路上ライブなどはちらほら見かけますね。

被写体さんのポートレートと違い、現場記録と言うか作品というものはどちらかと言えば少ない気はします。

私は動画と写真をセットで記録しているので、そういう例は殆ど見かけませんでした。

野外ライブなどでは、やはり動画があったほうがより現地のイメージがわかりやすいので、写真とは別に残しておくべきかなとは思いました。

ただ、アーティストさんによっては、掲載許可を貰う際…写真はOK・動画はNGというケースもあるので余り動画は撮らない人が多いのかもしれません。

 

そもそも写真だけ、動画だけと特化している方が多いですし、やはり折角ライブ会場に行ったなら生のステージを楽しむ事が一番かとは思うので、カメラ、スマホとも同じくらいの人数の方が撮影している様子でした。

 

 

写真は人それぞれ、好みではあるが…

SNSではやはり埋もれてしまう、写真作品の方が多いのかなとは思いますが、私が思う所、

被写体→撮影環境→機材→スキル

の順で評価は変わってくるのかなと。

只、評価を求めるだけでなくPRや共有など色々目的はあると思うので、撮られる側撮る側双方が楽しめていればそれが一番良いとは思います。

スマホで撮った適当な写真でも、その方が良いと思う考えもあるでしょうし拘り過ぎても逆効果だったりもありますよね。

 

 

最近ではFC大阪のサッカー会場にて、渡辺梨加さんが撮影出来る機会があったようでトレンドになっていましたが…

知名度もあり、被写体として大きな舞台等で活躍されてきた方なので話題性は高いですよね。

撮影会等でも人気のモデルさんで、ファンが多い方はテレビ等に出ている有名人程ではないものの、毎回反応が多い印象です。

良い作品だからか、単に推しているからなのかこちらも色々と評価基準は異なりますよね。

 

撮影環境という点では、こういった特別な機会というか告知なくたまたまサッカー選手を映そうと思って来た方が、超望遠で撮るチャンスがあった等でしょうか。

スポーツの試合等では、練習風景などで好きな選手を撮るという写真は結構見かけますね。

じっくり被写体さんを選んで、時間を掛けて、コミュをとって、自分の思い描いたポートレート写真を撮るには撮影会が適しているのかなとは思います。

 

機材に関しては、私の場合エントリーモデルのミラーレスですので、ポートレートを趣味にしている方はほぼ使う事のないカメラかと思います。

なので撮影会に行くと、モデルさんに対してちょっと失礼かなとも思い、肩身が狭い気持ちになるかもしれません。

別に機材で争うわけではないですが、撮られる気持ちになるとやはり良いカメラで…とはどうしても思いますよね。

 

スキルという点では、やはり毎日撮影しているプロは凄いですし、アマでも撮影歴が長い、多い方はレタッチ等も含めて仕上がりが凄いなとは思います。

私がライブ撮影で撮る際、スキルや撮影歴、機材も全て少し物足りないかと考えていたのですが、撮影会で言えばダイサツ(大勢の囲み)に少し似ている状況なのかなと思います。

撮られる事を前提という部分では、決定的な違いがあり、特に被写体さんがポーズを取ってくれるわけでもないので、現場の状況を考えても難しさという点では、フリーライブの方が思うようにいかないのかもですが…

いずれにせよ、アイドルのライブ撮影など見ているとダイサツ同様、中望遠以上を使うのが適していますね。

私は今回広角の単焦点で試したので、やはり撮りたい感じには出来なかったなという点がありました。

 

 

なので次は、中望遠以上と、今のカメラよりランクを上げて…と次に買う機材の参考になりました。

これから頻繁にフリーライブで撮るかはわかりませんが、撮る段取りやどういう物を撮っておけば良かったとか収穫は多かった気はします。

 

 

カメラ機材選びは…

今のカメラは、元々2年くらい前にライブ配信をしようと思って買った機材であり、同時に外部マイクなども買いました。

ただ実際OBSの設定などで満足してしまい、配信をするまでに至らずたまに自宅のWEB会議で使う程度でした。

2022年春から外で桜を撮ったりし初めて、その後セルフポートレート、ポートレート(他撮りの被写体さん)、今回のステージ撮影と来たわけです。

カメラを週末くらいしか触る事がないので、余り高いモノは…と考えていますが、最低今手持ちの機材よりはワンランクアップして、私自身の使い方により合わせた適したものが導入出来ればとは思っています。

外部マイクは持っているのなら、動画撮影で使った方がいいかなとも思いました。

 

絵の質を求めると…やはりハッセルブラッドなどの中判は凄いものを造れる可能性がありますし、上を求めると投資額が凄い事になり、機材が重くなって、ストロボ等も使うと運搬が大変なので、そこまで趣味に情熱を注げるかと言ったところですね。

価格度外視で、撮影が仕事となり報酬に繋がるという目的なら特に珍しい事ではないのかもですが…

 

 

観る側の好みの問題ではあると思うのですが、色が明らかに違いますし駅の巨大広告に使われそうなクオリティですね。

ここまで行くと気楽に趣味の撮影…と言った感じではないですが、自分に出来ないものを見ると趣味とはいえ多少やる気はなくなります…

Twitterも勿論Instagramも、いきなり全国大会に出るようなものなので、上を見ればきりがないのは当然なのですが…

それなら撮影時間をより楽しむ、余り人がやってない手法で撮るなど仕上がり重視でなくても良いかなとは思います。

 

次買うカメラは、ランクを上げてフルサイズ、canon(アプリを結構使うので)、なるべく軽量、それ程高くないもの…と固めていますが、

これまで普段撮る自撮りや、被写体さんのポートレートを撮ってみて私が使う時出来るだけ快適に撮れる点を重視した結果です。

富士フイルムは、当初好きな写真家が使っていて価格や機能で選んだわけですが…ひょっとして他メーカーにすると色味が良かったなんて思うかもですけど、手持ちのミラーレスはサブとしてメインはレンズ併用等は出来ないものの違うメーカーでもまた別な面白さがあるかもですね。

 

 

 

どの界隈でも…良くある事かもしれないが

撮影をする場合、自分が撮りたい被写体を選ぶのは当然で、人間ですから男女色々とあるとは思います。

私自身、いずれ涼しくなったら撮りたいな~と思っていた方が久しぶりにSNSを覗くと投稿全削除、非公開になっていたり、アカウントが消えていたり…

野外でカメラ撮影をしている方でも、たまに迷惑行為に近いものもありますし、色々な方がいるのは仕方ないですが…

私が実際過去に撮影した被写体さんも、撮影側と何かあったりしたみたいなので撮られる側の仕事というのもまあ苦労が絶えないなと思います。

撮る側はお客さんみたいに偉そうなのもいるでしょうし、紅葉スポットで立ち入り禁止区域に入ったり…どうしても視野が狭い方は存在前提で行動していかないと、自分に何か起きる前に危機管理を想定が必須ですね。

 

そういう意味ではセルフポトレなどは、気楽ですし周囲に気を付ければ著作権も肖像権も私なので、人をどうしても入れたい際は良いと思っています。

私自身大々的にモデル気取りで晒している程ではありませんが、流石に顔の表情まで考えて選定すると使える写真素材数がぐっと減ってしまうので…まあ新しい服を買って着てみた時くらい撮る感じではあります。

実際自分が購入する場合、サイズ感など身長体重で→着用サイズ と言った写真を参考にする事が多いのでコーデというよりは、着た感じのイメージと言ったところですね。

鏡で見るのと、カメラで写してみるのとでは結構見え方が違ったりもしますので、客観的に今回のアイテムはどうだったか…姿勢悪いな~とか自分を見直して色々楽しめたりもします。

 

 

 

まとめ

 

流石に毎週絶対カメラを使う!と言う程熱中している趣味でもありませんが、SNSやスマホの普及で確実に画像や動画というのはより身近になっている時代なので、あらゆる分野の仕事でも記録用からPRまで必要な素材ですよね。

私自身仕事でもカメラは使いますし、SNSに使う場合も仕事の参考になったりもしますので割と良い趣味だなとは思っています。

ただ散歩するにしても、意外と近所であっても撮りたいものが見つかるものですし、大勢で集まった時などはフイルム時代は写真ばっかり撮っていて珍しいなと思われた事もありましたが…

やはり今しかない時間を記録しておくと楽しいものですし、写真自体の質に拘って有り触れたものと違う事をするためにカメラを使うわけですが…

やはり大多数がスマホでSNSアップまでダイレクトで完結というご時世ですので、カメラ産業は今一つ盛り上がりに欠ける感じはします。

なので少数派?だからこそ面白いと言う面もあるなと思っています。