長文注意

そろそろ春を感じる時期になってきて、今更真冬ヘビーアウターの記事ですが、買ってから着る機会がなくやっと着用したのでレビューを書いてみました。

既に最終セールしている製品ですが、私はなんと2022年1月、セール1日前にプロパー(¥19,990)で買ってしまったという・・・

不運の商品ですw

一応ポイント還元はかなりありましたが、今はセールでポイント還元もありますし・・・w

記事を書いた時点ではまだ辛うじて、売っているので一応リンクから貼りたいと思います。

 

 

冬のアウターに関しては以前記事を書きましたが、真冬のスタイルとしてはロングコートが好きで着ており、行先によっては機能性など考慮して今日はショート丈がいいなと思う時もあります。

ロング丈だとどうしても重いし、裾が地面などに付かないか気になるし、かさ張るし、別にショートと比べて格段に暖かいわけでもないので、あくまで見た目の好みなのですよね。

風でコートがふわっとすることもありますが、その時に壁に当たって落とすのに苦労した真っ白な汚れが付いたこともあります・・・

お尻が隠れることで、下半身が若干暖かいと感じることもあるかもしれませんが、トップスに比べてボトムスは重ね着しないのが普通だと思うので、あまり丈は機能性には直結しないのかなと思っています。

最近では薄手で暖かい機能性アウターが多いですし、日本の気候ではショート丈でも十分かなと。

 

 

ロングコートのいい点は体形カバーにあるのではと思っています。

名の通り、全身を覆ってくれるので服のパターンがそのまま全身のスタイルに反映されるのですね。

Aラインなら、ふわっとした感じになると思いますし、空気感が出ます。

どちらかと言うと、男性より女性の方がウールのロングコートは定番かもしれないですね。

男性はファッションにこだわらない人、機能性を重視する人が多いのでダウンジャケットなどが未だ多い気がします。

別にバルカラーに固執してるわけでもなく、トレンチなどもいいなと思ってるのですが、メンズはそれ程種類がないのウィメンズでいいなと思うものは結構あります。

例えば吉高由里子さんが、最近ドラマで着用していたウールメルトンのトレンチなど・・・

トレンチは特に、細身だと堅苦しくなりすぎるので、ゆったりめだとカジュアルに着易いですね。

 

これまでは・・・

結構前から、少しゆったりしたバルカラーコートは着ていたのですが、今年は更にゆったりで丈も長めの方がいいな!と思って新調しました。

代わりに何着か売却してスペースを空けたわけですが、着てないものも幾つかあり、これからはなるべく着用して勿体ないものを少なくしていきたいなと思っています。

服も鮮度が大事ですし、やはり買ってすぐ着るのが一番旬で、置いておいても仕方ないです・・・

アウターに関しては、買った価格よりまず高く売れるものなど少ないですし、かなり叩き売りになるものも珍しくはないので、明日着たいくらいのものだけ買うのが良いですね。

 

キャメル(ベージュ)が好きで左はバルカラー、右はチェスターですが、いずれもややゆったりくらいで、見た目はスリム目になるのでしょうか。

いずれも丈は膝上丈でそれほど空気感もないですし、ふわっとと言った雰囲気はないですね。

ただ現在別に、これよりゆったりシルエットが主流というわけでもなく、肩がドロップしているものは多いものの、丈に関しては100cmないくらいで、私だと膝上になるものが多いです。(私は166cm、59㎏くらい)

 

左は上の左と同じですが、見方によってはややゆったりくらいで、丁度良いのかもしれません。

着ている感じとしては、それほどゆったり感はありません。

そしてポリエステル製なので、ウールの風合いとは違いますし、結構着たな感もありました。

右は一応春向けですが、実際に着たら結構暖かかったので、冬でも行けるSoundmanのコートです。

Barbourみたいなコットンで結構ごついので、いい感じで丈も膝くらいで昨年良く着ました。

私は特にベルトがいらないタイプなので、次はよりカジュアルなモノが良いなとは思っていました。

 

なので今期は、着丈が110cmくらいで膝下になり、そこまで大きすぎない、且つ素材はウールの割合が多い、暗い定番色でなく薄めの色味で好み、価格が妥当、ポケットがスタンダード、ラグラン、比翼・・・

という条件を満たすものは、かなり探した上で一つくらいしかありませんでした。

いくらゆったりめとは言え、大きすぎるとだらしないだけなので・・・

買ったもの

 

ウール76%、価格20,000くらい、色はブラウンですが、薄めです。

 

CITENとは、今期(2021-2022AW)デビューのユナイテッドアローズ、green label relaxingのブランドで、EC主体という現代的なブランドです。

店舗で期間限定ショップみたいのはやっていたみたいですが、基本ネットで買う感じです。

¥20,000くらいだとだいたいポリエステルの割合が多くなることが殆どなのですが、コストを下げることでウールの割合が増やせるのかもしれません。

まあカシミア同様、ウールもピンキリなのですが、これに関しては安っぽい雰囲気はありませんでした。

ウールメルトンでもいかにも、ホコリが付きやすい安っぽいものは沢山ありますよね。

畳じわ?が最初酷かったですが、原始的なお風呂の換気扇を消して干しておくという方法でキレイにとれましたw

コートはだいたいハンガーに掛けて保管が多いと思いますが、これは畳んであったようです。

 

着丈は109cmくらいで、上の手持ちメルトンバルカラーより15cm位長いです。(サイズはMで、もう一つのサイズはL)

勿論更にゆったりめで、袖も太く全体的にビックシルエットまではいかないものの、相当ゆったり感は実感出来ます。

ラグランスリーブ、比翼とクラシックな定番の形ですね。

ラグランは昔ながらのオーバー?と言ったところですが、やはり肩のドロップがコートではいい感じになるので私は好きです。

 

着用した結果・・・

着た感じですが、袖はやや長めです。

その方がゆったり感は出るとは思いますが、機能的には邪魔な感はありますねw

パンツがややワイドというのもありますが、丈が膝下なことでふわっと空気感は出ているなと思います。

第一ボタン上の、チンストラップもカジュアル感が出て良いです。

コートの色味はやはり一般的に黒や紺を好む方が多いですが、私はどちらかというと冬でも白とかグレーなど淡い色が好きで、このコートの色は他にない絶妙な色だと思いました。

まあ茶色なのですが、どこか淡く、薄めなのでぼやっとした感が出ていいと思っています。

ちなみにこのコート、愛称は 

”HUMPHREY COAT”
大きく裾が広がったウォーキングパターンにより、モダンなスタイリングシルエットが完成できる渾身の一着
型のニックネームは”ハンフリーコート”です。

という記載があります。

こういうロング丈コートは機能的にアナログ感がありますが、やはり着ると一枚で全身の雰囲気を作れるので冬は着たいですね~

この日は日向で11度くらいあり、インナートップスがニットだと暖かいな~と思いました。

素材は厚めのウール混で、やや重さもありますがそこまでごつくなく、かといって安っぽい感じもしないので良いと思いました。

たまにハンドウォーマー部分が張りポケットなどのものもありますが、やはり冬はポケットに手を入れることが多いとは思うので、スタンダードな斜めの切りポケットがいいですね。

 

勿論かなりゆとりがあり、(身幅:64cmくらい)、ボタンを閉めてもシルエットは変わることはないです。

ラインナップ色は2色でどちらかと言えば無難なネイビーがあったのですが、そちらは早々に売り切れていました。

これよりやや薄い色でも良かったとは思いますが、あまり薄くても着づらくはなるのでこれ位でいいと思っています。

ほんとの茶色だと、渋くなりすぎるかなとは思いました。

まあ今流行りのビックシルエットというよりは、私的には例年より良いシルエットになったなと自負しております。

 

ちなみに、リュックは最近買った【THE CASE】CODURA FUNCTIONAL BACKPACKです。

こちらも特徴のあるものなので、いずれ記事にでもしようと思います。

パンツはチャコールグレーのコーデユロイワイドなのですが、サイズがSであまりワイドではない感じになりましたw

薄い色のパンツも持っているので、黒い靴には全体を淡くした方が良いですね。

靴はVARISISTA Global Studio 型押しレザー Uチップシューズで、これも他にない形です。

軽量で履きやすい、歩きやすい革靴です。

 

 

まとめ

CITENの服は今年いくつか気になるものがあり、秋冬はこれだけなのですが、2022SSも結構良いものが多いと思います。

ウィメンズが多いですが、メンズでは何か買うかもしれません。

2021AWはデビューシーズンだから、良い商品が多かったのかもですね。

 

 

とはいえ、ロングコートに関しては着丈が長い方が必ずしもというわけでもなく、膝上のもの(丈:90cmくらい)が多く、春にロングコートを着るならある意味膝上の方が季節感が出るのかもしれません。

CITENのメンズ春コートも丈は膝上ですし。

 

電車などで座る際、ロングコートは邪魔だなと思ったりするので、春にロングコートは着ないとは思いますが、冬はロングならではのシルエットが楽しめるので来期はもっと12月くらいからガンガン着れたらなと思っています。

まあちょっと近所に・・・という際にサッと気軽に着る服ではないと思いますが、スーツの上などもゆとりがあったほうが楽ですし、体系カバーという意味では凄く良い服だと思います。

2月の今はもう店頭は春服ばかりで、隅っこに少し冬服がある程度となりましたが、3月くらいからは出先でアウターを脱いだりしないで済むので楽な季節になるなと。

冬は汗をかきづらいので好きなのですが、ヘビーアウターは至る所でかさ張るので面倒ではあるのですよね。