※長文です。(ご注意)
昨今はメルカリやペイペイフリマなど、自分で不用品などネットで販売されている方は多いかと思いますが、私ももうかなり長くヤフオクを活用しています。
だいたい100件取引すれば、そのうち一件くらいはやばい奴に当たったり、いろいろと何か起こるのが私の経験談ではあります。
しかし最近は匿名配送や、発送システムが数年前からかなりアップデートしていて、かなり楽で細やかなサービスになっています。
私は主にヤフネコ!パックという、料金が比較的お得で、PUDOステーションという宅配ロッカーから発送出来る、所謂非対面のコロナ禍にも合ったサービスを活用しているのですが、だいたい2年前から活用しており、特にトラブルなどはありませんでした。
なので落札者の方に比較的高価な物も発送しておりましたし、最初はやり方が今一つピンとこなかったものの、便利だなというくらいの感想でした。
出品時に、商品によって送料無料にしたり、落札者負担に変えたりといずれも対応しているので、面倒な手間はありません。
PUDOはクロネコのサービスですが、ゆうパックなどでも匿名配送宅配便はあります。
そもそもコンビニは24時間開いているし、PUDOステーションは24時間開いているわけでもない(場所によりけり?)のですが、レジに並ぶわけでもなく、利用者はまだかなり少ないので私以外で使っている人に遭遇したことはありません。
その割には、便利な場所で、至る所にあるので活用しない手はないですね。
レターパックやなど日本郵便などの他に安く発送出来るサービスもあるのですが、
輸送事故保証なしなのと、一つに絞った方が何かと楽なので宛名を手書きで書いてポストに入れるのも面倒ですし、自分が通販で買った梱包資材をリサイクルしているので、特に発送後サイズ変更になったとか、そういうトラブルは皆無です。
まあ輸送事故経験も、これまで1000件くらい取引した中で一つもないのですがw
匿名配送なので、何も書かないで荷物を梱包さえすればいいのはとても楽ですね。
■匿名配送
数年前まではネット上のオークションやフリマで、個人情報を相手に伝えるのはな~なんて時代だったわけですが、匿名配送が出来たことで女性でもやりやすくなった感があります。
通常の宅配便だと、住所や名前、連絡先を記入した伝票を荷物に張り付けるのでまずその荷が間違った相手に行くなんてあり得ませんが、匿名配送、PUDOステーションを利用すると何も貼られてない段ボールを置いてくる形なので、多いケースでは集荷の際に伝票を張る集配員が他人の伝票を張るなど間違えたことによって起きた事故ですね。
ネット上で見知らぬ相手とやりとりする為の、便利なサービスですが宛名がない分、荷物が間違って届くということは多々あるのかなと思います。
■今回のトラブル
通常は、
①入金確認後、こちらから落札されたものをロッカーに入れる。
②→毎日昼過ぎに集荷されるので、夜には追跡番号が出る。(当日もしくは翌日)
③→相手に届いたか、ヤマトの追跡番号にてヤフオクの商品ページで確認出来るので、早く受け取り連絡が来ないかな~と思う。
のルーティン繰り返しです。
ちなみにこれまでは、受け取り連絡期限(2週間)まで粘った方はいませんがw
それが今回は・・・いつまで経っても「伝票番号未登録」のまま・・・
翌日には、だいたい追跡番号を入力すると、現在~営業所着とか出るわけなのですが。
要は今現在、荷物がどういう状態でどこにあるの?がわからないということです。
※予想される状態としては、
・私がロッカーの扉を閉め忘れた、最終完了画面まで進まなかったためエラー
(毎回確認はしているし、受付完了とヤフオク画面には出ているので可能性低い)
・単純にヤマトの集荷忘れか、手続きミス (匿名配送ではほぼ有り得ないらしいが)
・荷物が迷子、あるいは盗難 (はっきり言ってPUDO利用者が少ないので可能性が低い)
・決めていたサイズオーバーで、追跡番号が変わった。(計測しているので有り得ない)
そう考察していくと、やはりオンラインシステム上のエラーかな?と考えるのが最も可能性が高いですね。
荷物は比較的小さいものではないし、出かける際にまず最初に処理するので、どこかに置き忘れなどはないでしょうから・・・
実は家にまだあったというのが、結構多いかもしれませんが、私の場合は玄関にいつも用意しておくので、それも有り得ないですね。
更に、ヤフオクページの発送受付完了時刻が確かに出かけた時間なので、確かにロッカーに入れたまでは完了しているのは確かです。
ただ発送受付時刻というのは、アプリ上で発送バーコードを発行した時刻ですので、店頭持ち込み時刻やPUDOステーションに入れた時刻ではありません。
となると確かに発送受付しましたという証拠は、防犯カメラくらいになるのでしょうか。
■対応
発送トラブルはまず、ヤフーやメルカリなど運営に連絡が基本のようです。
最初はヤマトに問い合わせ・・・と思いましたが、ネットで調べたところ、運営に回されるらしいので、まずはヤフーにメールで連絡しました。
夜に連絡して、翌日にはメールで返答が来ました。
まあ結局、クロネコヤマトの、ヤフネコパック専用問い合わせ窓口を紹介されたわけですが。
恐らく普通にはアクセス出来ないページかな?と思います。
オークション商品IDや追跡番号、連絡先等入力して、今回起きた事の詳細を出来るだけ分かり易く記入します。
そしてその後折り返しの電話連絡を待つ・・・という流れです。
一番いいのでは、何かしら手違いで追跡番号が変更になって、実はもう届いていたw
というのが好ましいわけですが、相手方から完了通知が来るまでは受け取ったのかどうか、追跡のしようがないのでそれまで待つ前に、対策をと思いました。
そして当日すぐ電話連絡が来たわけですが、段ボールのサイズや形、何か書いてあるか等尋ねられました。
目印として、テープの色や形状など、手掛かりになるものは出来るだけ伝えましたが・・・
中身の内容や、色まで聞かれたのは少々?と思いましたが。
確認の意味で開封することもあるのでしょうか。
■経過
結局どこのPUDOステーションから何時何分に発送したとも伝えたので、全部ロッカーを開けて確認するようです。
PUDOステーションには防犯カメラもあるので、入れ忘れというのは確認すればわかることですし、集荷忘れの可能性が高いのかな?とは思いましたが、毎日集荷に来ていて数日も特定のロッカーだけ放置・・・というのはやはりシステムのエラーなのでしょうか。
折り返し連絡が来たところ、現在荷物の行方もわからず、集荷の際に違った伝票番号を張り付けた可能性が高いと・・・要は集配した方のケアレスミスですね。
ケースとしては、ヤフーの荷物なのに、他の誰かのメルカリ荷物と化して誰かしらに届く可能性があります。
その受け取った方が運営に問い合わせた時の為に、再度詳しく中身の内容をクロネコに伝えておきました。
中身が特定できれば、もしかしてこちらに戻ってくる可能性もありますので。
何だこれは!黙って捨てられたらおしまいですがw
とはいえなかなかスムーズに、一筋縄では解決しなさそうです。
最悪迷宮入りするケースもあるようなので、覚悟しておく必要がありますね。
詳しいやりとりは、クロネコとヤフーの運営でやりとりしているようなので、暫くは朗報を待つのみです。
クロネコ側は営業所内だけでも、荷物行方不明が進行形で数件あるとのことでしたが、実際迷宮入りするケースの方が少ないようです。
一週間くらいで間違った荷物がどこへ行ったか、判明する場合の方が統計的には多いと。
まあヤフーなど運営が荷物不明で全国的に抱えている案件は、常に100件くらいあるのかもしれません・・・
とはいえ現在どういう状況なのか?補償期間もずっとあるわけではないので、再度問い合わせたところ、この案件が初耳のような対応でビックリしました。
別のオペレーターなので当然ですが、お調べいたします~となるかと思いきや、また最初から説明かい!ってな感じです。
しかし個人情報を含むとあり、営業所内でも最初に問い合わせを担当した者が出勤している日でないと、情報の社内共有は難しいようで・・・
個人情報抜きで上手く記録は残してないのかな?とは思いました。
荷主側の日程都合で問い合わせると、また最初から説明し直しと言うことになるとは思います。
これはヤフーなど運営側でも、同じ事なのかなと。
ここで一つ注意なのは、良心で落札者に事をすぐ伝えないことです。
というのは、ひょっとして荷物が間違いなく届いていてこちらに連絡してないだけの場合もありますし、その際届いてないよ~とウソをつくことも出来るからです。
既に発送完了になっているのに、連絡をよこさない奴なんてかなりいますからw
まあ追跡番号未登録で、正しく届いている可能性はほぼ皆無とのことですので、そういう方なんだなと言うことかと思います。
基本的に補償に関しては、落札者側から進めるので、出品者が何をしようと最終的には双方で同意でないと結論が出せないのですよね。
理屈で考えても、間違って荷物を受け取った方から連絡して、ヤフー側など運営で把握・・・となると最低でも、一週間は要するのかと思います。
こちらが追跡番号で特定できない分、経過を見て連絡するというのが良いですね。
出来れば、一度手元に商品が戻ってきて改めて発送します、遅れましたという流れになるのが良いとは思っているのですが。
何はともあれ、冷静に・・・この時代は自己防衛、リスクマネジメントが重要ですね。
本来、出品者側からすれば義務は果たしているので、何もしないでも入金はされるわけですから、お金を払ったのに、受け取れない落札者側が積極的に動くことが多いのかとは思いますが。
■結果
発送手続きをしてから、約一週間後・・・初めてヤマト側から電話があり、なんとロッカーに入ったまま見つかりました・・・
まず思ったのがあれ?全部開けて見て確認したのでは?とは思いましたが。
私の入れ方がその時だけたまたま悪かったのか、PUDOの不調だったのかはっきりとは特定不可能のようですが、これまで何もなく順調だったのを考えると、両方可能性があるのですよね。
PUDOステーションのセンサーが反応していなかったというのは、ひょっとして開いていたのか?とも思いましたが、その後何度かその同じロッカーから発送しているのですよねw
その際ここら辺に入れたなと、触って確認したりしたので、ひょっとして今更一週間経ってから全部開けたのかな?とも思いました。
まあ結局間違って届いたりしていなかったので、結果それほど大事にならないで済んだわけですが、未だに落札者から何の催促もないのは、言いづらいからなのかな?とも思いました。
それとも一週間経ったら連絡しようとか、決めているのかわかりませんが、何とか届くようで良かったです。
毎回ちゃんと手続き出来ているか確認はしているつもりでしたが、オンラインのシステムトラブルはよくあることですし、ドライバーは一つずつ集荷していればまず貼り間違えもないはずで、これまで実際ないのですから。
今回は黄色のたまたま梱包テープを貼ったのでわかりやすかったようです。
あとはサイズや形状などを伝えておいたので、開梱せずそのまま発送となりました。
まあPUDOステーション事体、利用者はたかがしれているので間違いはないとは思います。
荷物形状を忘れてしまったなどの場合は、開けてもらって確認してもらえば確実ですね。
例えば2つ一気に出す場合の時のように、箱に軽く中身がわかるように書いておいてもいいかもしれません。
匿名配送の場合は、QRしか貼らないので中身がわからなくなると、いちいち開けないとですからね。
コンビニ配送であればこういうことはまず起きないわけですから、改めて高額のものはやはりコンビニか・・・とは思いました。
■今後
ネットでこういった案件を検索してみると、全国的にまあまああるようですね。
最悪なのは荷物が迷子になることですが、その際はヤフー運営の方で商品代金は保証されるかもしれないので、問い合わせてみようとは思います。
まあそこまで高額ではないので、落札者に入金が戻れば、商品はまあ仕方ないか~くらいには考えてはいますが。
クロネコの方も人間ですし、事故は仕方ないとして許容するのもこういったサービス利用者の心得といったところでしょうか。
ちゃんと仕事をやれ!なんて怒る方も多いのかとは思いますが、それに関しては怒ったところで改善されるわけでもないですし、目視での作業ですと起きないわけがないですよね。
なのでこれからは、比較的高額な商品に関してはこういうことのないように、コンビニで発送するか~とは思いました。
セブンなどでは結局、スマホ画面に出したQRコードをスキャンしてもらうだけで特に支払いなどはないのでやることは同じなのですが。
ヤマトにも尋ねましたが、コンビニで発送しようが、やはり最終的な経過は同じなので、こちらに控えのレシートは残るものの、ミスが完全に起きないわけではないとのことです。
ただ、受付番号だけが表示されて控えがないPUDOと違って、レシートの番号で間違って発送された相手はクロネコ側で特定出来るかもしれません。
しかしコンビニ受付時に、自分で伝票を張ってしまうところが、PUDOステーションとは異なるので、間違った相手に荷物が行ったとしたらほぼ差出人のミスです。
私は以前コンビニで一気に3件くらい発送して、全て違った人に届いたという苦い思い出がありますので・・・
その時は確か、コンビニ側がこちらで貼っておきますよ~と逸脱したやり方をしたことが原因だったかもしれません。
なのでお客様自身で貼ってくださいというのは、大事なことなのですよね。
とはいえ一件だけ出すなら、コンビニ側はスキャンするだけですし、QRを見ても何もわからないですが、張り付けてしまえばまあ大丈夫と言ったところでしょう。
PUDOロッカーでは、伝票を張り付けるのがクロネコで、幾つかの荷物を連続、あるいは一気に作業しているでしょうから間違いが起きても不思議ではありません。
ヤフー側でも高額商品はコンビニ受付を推奨しておりますので、少しでも配送事故の可能性を減らす意味合いがあるのかもしれません。
あるいは、段ボールが目に付くように、何か大きく書いたり、色物を遣ったり、カラーテープを使ったりと・・・印象に残る荷物なら配達員が覚えているかもですね。
最近では配送員がニンテンドースイッチを横領したなどありますから、コンビニ店員が荷物を盗んだり、PUDOステーションが壊れて扉が開いたり、システムが可笑しくなったりと、他にも行方不明になり得るケースは色々と想定出来てしまうのですがw
■置き配
罰の話になりますが、コロナ禍で置き配という新たなサービスがありますけど、こちらでもし盗難されたとなると補償の対象外です。
全国的に、置き配頼んだのに置いてなかった…実は盗難されていたというニュースをたまに目にしますね。
これは落札者側が、~に置くと指定して初めて設定出来るのですが、出品者側から置き配不許可も出来ます。
勿論相手の住宅事情がどういうものか、様々なケースがあるので想定は難しいですが、万が一高額商品が・・・と考えると怖いので発送の際置き配不許可にするかなとも思っています。
一件便利な新サービスには、必ず新しい弱点が浮かんでくる・・・というのはあるあるですね。
■過去の体験談
・発送前に検品しているのに、破損があると直接電話が来た。
※当時はまだ住所や連絡先など、お互いに伝えていたのでメールでいいのに、電話してくる人がたまにいた。
・全てがアホで意味不明な奴 (ネット通販などに関わるとまあよくわかります)
・2つ一気にコンビニで発送して、私が伝票を張り間違えてそれぞれ違った落札者に発送してしまったw
今でも一気にいくつか発送する際は、軽くわかるように箱などに何か書いたりはしています。
・海外発送不可にしているのに、落札してから中国にEMSで送れと無理を強いてきた。
まあ法人のネット通販でも、色違いやサイズ違いが来たといったミスは時々あるので、個人レベルだと仕方ない面ではあるのですがw
また商品がイメージと違った!という事がないように、私は説明に関してはかなり詳しく書くようにはしているのですが。
面倒な事なので、簡素な説明を書いている出品者は相変わらず多いです。
法人並みに説明をきれいに詳しく書けば、売り上げにも直結すると思うので、手間暇かけるのは大事ですね。
■おまけ
時々2点以上、別出品の物を落札してくれる方もいます。
以前は柔軟にこちらで対応出来たのですが、今はシステム上一つ一つのやり取りなので難しいかな~と思っていました。
しかしヤフーについでに問い合わせたところ、まとめて配送というシステムがあり、取引ナビを一つにまとめて、配送方法変更画面で任意で落札者が送料0と入力すると、自動的に送料が出品者負担に変更になるようです。
取引ナビ上は送料負担の変更は反映されず、基本的に出品時の送料負担側設定も変更は
出来ませんが、落札者支払いは商品代のみになるようです。
まだ実際試していないのではっきりとは断言出来ませんが、活用出来るやり方とは思います。
これは例えば遠方で送料が高いとか、2点落札は珍しい事なので感謝というかそういう意味合いで出来ればな~と思っていたことです。
■まとめ
丁度ヤフオクで欲しいものが見つかったので、早く入金されないかな~なんて思っていた所のトラブルでしたので焦りましたが、これからもこういうことがある可能性はあるので、対策を取らないとなとは思いました。
出来ることとしては、コンビニ発送にするか・・・というくらいなのですが、偶然かわいい女子店員がいたこともあったので、今度からはコンビニやな!!とも思いました(笑)
良く考えれば、コンビニのすぐ隣にPUDOがあるので、はっきり言って手間は変わらないわけなのでw
非接触という点では、PUDOは利用者がそれほどいそうにないですし、コンビニで後ろに並んでいる人が、宅配便か!おせえな!と思うことがないくらいが利点でしょうか。
そう考えるとコロナの影響か・・・と考えても妥当かもしれません。
今回のケース以外でも単純な自分のうっかりミスなども原因になるので、確認は大事です。
こうして自分で売買すると、セカンドストリートなどに買い取ってもらうより得をするのは確かなのですが、手間とこういったたまにあるトラブルには対応出来るのは自分だけということですね。
このような事は、恐らくPUDOステーション利用の匿名配送限定で、そんなに頻繁に起こる事ではないと思いますが、もしかして今まさに配送トラブルに遭遇した!という方の参考になれば幸いです。
ちなみに以後、何度かPUDOステーションから発送していますが、集荷の反映がやや遅れたり、スマホからのQRコードが読み込めなかったりなどあるものの、行方不明、配達遅延などは特にありません。