未だに、お祈りメールがなんかの間違いだと思ってしまう自分がいる。




これはきっと、差出人を間違えて、採用通知が来る予定の明日になれば、




人事の人が間違いのメールを送ったことに気付き、




電話してきてくれるだろうと。




それが駄目でも、




俺は補欠要員で、すぐに空きができて、採用の電話が掛かってくるのだと信じてしまう馬鹿な自分。




そんな思いからか、




「御社で働くことを強く志望していただけに、内々定を頂けなかったことは残念ですが、




気持ちを入れ替え、また就職活動を1からやり直したい。




一ヶ月間にわたる選考会では、多くのことを学ばせてもらいました。




参加させていただきありがとうございました。」




とまで書いて返信し、お祈りなんて冗談はいいから、そんなんほんといいから、ぜんぜん面白くないよとお祈りメールをリフレクトした。




正直な泣きたい気持ちだし、悔しい。




発狂した感じで、大声だし、




冊子の山を床に叩き付けた。




さんざん、第一志望じゃないだの、へな猪口だの言えてたのは、




やはり最終面接まで残ったということで、




心にゆとりと隙が出来ちまってたからなんだ。




手元から離れた瞬間から、急に欲しくなる。




これ俺の性。




だが、現実、現実、現実!!