岩手県でも春の足音が徐々に大きくなってきましたね

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

ご無沙汰しております

まーらいおんです

春は別れと出会いの季節でもありますね

皆様の中にも、新しい環境の中で奮闘しておられる方がいらっしゃるかもしれません


わたくしごとながら、この春ひとつの別れを決断しました


9年連れ添った相方と別れます



原因はすべて、僕の責任です…



出会いは9年前の4月くらいだったと思います

当時、僕には別の相方がいました

高校を卒業するかしないかくらいからの付き合いで、新社会人となった僕を支えてくれていたのですが

体格が小さめの相方は、僕以外の人を受け入れるのが苦手でした

正直、そこが別れを決断する大きな要因だったように思います

と、同時に別の相方の存在が自分には必要であると感じていたのも事実でした

男は特に見た目から入ってしまうものです

実はその時点で、少し前から、気になっていた存在がありまして

もっと知りたいと思って、少し積極的に行動してみることにしたんです

まだ、ふわふわした気持ちですごしていた所に、偶然友人に紹介されたのが今の相方でした

たくさん話を聞いていく中で、徐々に惹かれていった僕は

自分の相方になって一緒に苦楽を共にしたいと強く思うようになりました

そして僕らは一緒になりました

本当にたくさんの思い出を共にしてきました

はじめは、冬の寒い時期でも大きな安心感を与えてくれるというのが惹かれたおおきな理由だったのですが

ともに過ごす時間が増えれば増えるほど、僕をゆったりと包んでくれるその内面の大きさが安心感や幸福感を感じさせてくれました

正直、皆さんと知り合い、楽しい時間を共有できたのも、今の相方あってのものだと思います

花巻や盛岡での飲み会で家に帰れないような時でも

その広さで僕を全て覆ってくれていました

ほんとに感謝しかありません




しかし、年月というのは恐ろしいものです

こんなに好きだったのに

感謝しかないのに

いつの日からか徐々に錆び付いていってしまった…

いや、僕が「錆びつかさせてしまった」の方が正しいかもしれません

そして、ぼくは新しい相方も既に見つけてしまった…

別れを考えていたのは数ヶ月前からでした

でも、今回はいざ行動に移そうと思ってからが自分でも考えられないくらい早い決断で…

僕が相談した人が、僕が気になっていた新しい相方について長所や魅力をたくさん教えてくれて…勧められて…

正直、相談した時点では別れを決断してなかったのですが

数時間後には新しい相方と生きていくことを決めてしまいました

その時は嬉しく浮き足立っていたものの

少し時間が経過し、冷静になると

あまりに衝動的で早急な決断をしてしまったことに気づきました

もう少し時間をかけても良かったのではないか…

いや、かけるべきだったと…

今の相方とのたくさんの思い出が走馬灯のように蘇ってきて

涙がこぼれそうになりました

でも、もう決めたことだから…

いつかはこの時が訪れるのだから…

自分にそう言い聞かせながら今に至ります

自分勝手で無責任とのお声もあるかもしれません

でも、なんと言われようが、いまはもうこの思いは揺るぎません

タイミングも今しかないと確信しています

だって







5月末で








車検なのだから…

もう、乗り換える覚悟は出来ています

ホンダのモビリオスパイクからトヨタのアクアに

最初に乗っていた三菱ミニカはマニュアル車で、狭かったため人を乗せることができませんでした

マニュアルからオートマに買い換えるにあたり冬道のエンジンブレーキがかけられないのがネックとなっていたのですが、スパイクにはマニュアルモードがあり、エンジンブレーキがかけられたのです

それで、買い替え候補だったBBやキューブをやめ、この車に決めました

スパイクは室内がほんとに広く、前シートを倒すと後部シートとフラットになり、飲み会の際は無理なく車中泊ができました

そんな大好きなスパイクも所々にサビが出てきて、変な音も出るようになってしまいました

僕のお手入れが行き届いてなかったからでしょう

スパイクちゃん、ごめんね

ほんとにたくさんの思い出や、出会いのきっかけを作ってくれたこの車のことは一生忘れることはないと思います

そして、それに負けないたくさんの思い出をアクアでもつくれたらいいなと思っております

かなり狭くなっちゃうので車中泊もできなくなっちゃうかもしれませんがね

はい。そんな感じでーす(*´∀`*)

明けていました。おめでたい。


男らしさの成長がとどまるところを知らないまーらいおんです

華麗臭万歳

早くも2013年も12分の一が過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします

最近、県外の人たちとお話する機会があるとイントネーションや方言の話題が楽しい年頃になりました

そこで、思い出した心温まるエピソードを今年最初の話題にしたいと思います

こちらに住んでる方、特に年配の方って発音が独特だったりしますよね

例えば、「ひ」の発音が「し」に近かったり、「し」が「す」にきこえたり
(例:一人暮らし→しとりぐらす、東八幡平→しがすはづまんたいetc

とある中年夫婦の山村ご夫妻には、車で5分くらいのところに一人暮らしをしているおじいちゃんがいます

旦那さん方のお父様で80近いのですが、大きな持病もなくお元気なおじいちゃまです

そんなおじいちゃんがある日、ひょんなことから転んでしまい、骨折してしまいました

山村夫妻は、治るまでの間だけでもうちに来るように提案しましたが、おじいちゃんはやんたがったので、結局、定期的におうちに通い、身の回りのお世話をして差し上げることになりました

おじいちゃんは、今まであまり人のお世話を受けない生活ができていたので、自分が迷惑をかけてしまっていることに対して、申し訳なさと、恥ずかしさで、お嫁さんが来てくれるたびに

「やんや、百合さん、いづももうさげ(申し訳)ねぇな」

「あんま気ぃ、つがわねぇでけろじゃ。俺はずっとわれでやってきだがらすんぺー(心配)すねぇでけろ」

と、感謝やねぎらいの言葉をかけてくれていたそうです

時は経ち、おじいちゃんの足は治って自分で歩けるようになるまで回復し、元の生活ができるようになりました

そんなある日、山村家におじいちゃんが訪ねてきました

おじいちゃんは

「やんや、ほんと世話さなったなや。これぺっこだども(少しだけど)俺のちもつ(気持ち)だがらうげとってけろ」

と、菓子折りと封筒を手渡しました

かえって気をつかわせちゃったのかなと思いつつ、ありがたくおじいちゃんの感謝を受け取ることにしました

しばらくお茶っこをのみながら話をしたあと、おじいちゃんは帰って行きました



さて、おじいちゃんを見送り、家に入って封筒の中を見てみると

中にはお金と二つに折られた便箋が

便箋を開いて見ると、筆ペンで力強く一言だけ書かれていました

「俺のちもつです」



工エェ(゚Д゚;)ェエ工

なっ、なるほど

「気持ち」じゃなく、「ちもつ」って単語だったんなら、なまってはいない!!

でもね、おじいちゃん、国語辞書には「ちもつ」って載ってないと思いますよ…



それさえ覚えておいてもらえれば全く問題ないです



かえって、誤解していてもうさげねがったのっす

これが、おじいちゃんにたいする僕のちもつ

ほうげん[方言]


(イ)一つの言語が地域によって異なる発達をし、音韻、語彙、文法の上で相違するいくつかの言語団に分かれるとき、それぞれの言語の体系をさしていう

(ロ)ある地方にだけで使う共通語と異なる語



雪もチラチラ舞降りはじめ、いよいよ今年も本格的な冬が始まりましたね

皆様 風邪などひいていませんか?

お久しぶりです

まーらいおんです



先日、現場に出て行った会社の従業員から専務に電話が一本はいりました

話しを聞いていた専務は電話口に向かい

「なに?高所作業車つっぺらかしたってか?なぁにやってんだ!?」

と、なにやらおかんむりのご様子

電話を切ったあとも

「あそこさ入っていったら、つっぺらかすに決まってるえんな。道見てわがんねぇのか!!」

などと、事務所内でイライラしてまして

話をきくと、作業員が田んぼのあぜ道を高所作業車で侵入していき、作業が終わって帰ろうとしたら、あぜ道がぬかるんでタイヤが空回りし進めなくなってしまったとのこと

そのあとも

この件に関して

やれ、◯◯が高所作業車つっぺったらしいだの

やれ、他の車で助け行ってもまたつっぺるだけだから来週重機で引っ張ってもらうまで置きっぱなしになるらしいだの

みなさん、どこから聞いたのか、高所がつっぺった話題に何かしらの反応を見せていたわけですが…



そもそも"つっぺる"ってなんだよ!!!


話の内容から大体の意味はわかりますが


みんながみんな"つっぺる""つっぺる"って…



まぁ、ここまで全員が自然に出てくる単語ならばここらでは相当浸透した言葉なんだろうが、それにしても…



翌日の10時のティータイムの際、専務も含め事務所のおばちゃま方にその件について腑に落ちない思いのたけをぶつけてみました


会話の流れから大体の意味はわかるが、つっぺるとはそんなにポピュラーな言語なのかと…


すると、とある事務員さんがこんなことを言い始めたのです


「え?それじゃぁ、"後ろの正面だぁれ"はどうやって歌うの?」


は?Σ(゚д゚;)


そもそも"後ろの正面だぁれ"をフルコーラスで完璧に歌える自信は無いぞ?


にしても、そんな全国区の歌に"つっぺる"とのキーワードが含まれているのか?


「歌ってみ」


と言われたので、遠い記憶をたどりながらのおばちゃんとのデュエットが事務所にこだまし始めたのです


ま(まーらいおん):かーごめ、かごめ♪
事(事務員)    :かーもめ、かもめ♪


ま:籠の中の鳥ぃはー♪

事:籠の中の鳥ぃはー♪


ま:いつーいつー出会うー♪

事:いつーいつーであるー♪


ま:夜更け(?)の晩にー♪

事:夜明けの晩にー♪


ま:鶴と亀がすーべったー♪

事:鶴と亀がつっぺっ・・・・・・・・・あ



がびーーーーーん(((゜д゜;)))


彼女はそこで43年間信じ続けた間違いに気付いたようです


でも、意味微妙に合ってるしΣ(゚д゚;)




ちなみにこの歌の歌詞が気になり調べてみました


歌詞は地方によって様々ですが昭和初期に千葉県の野田市の歌が全国に伝わったそうなのでスタンダードタイプのものと、その意味(これも諸説あるようですが、わかりやすそうなもの)をお知らせします。


タイトル:かごめかごめ


♪かごめかごめ

>1.籠目、竹で編まれた籠の網目

>2.囲めが訛ったもの


♪かごのなかのとりは

>籠の中の鳥は→遊びの中でオニになった人を籠の中の鳥に喩えている


♪いついつでやる

>いついつ出やる→いつになったら出てくるの?


♪よあけのばんに

>夜明けの晩→真夜中過ぎ


♪つるとかめがすべった

>鶴と亀が滑った→縁起のいい象徴が滑るということで吉兆、もしくは凶兆


♪うしろのしょうめん だあれ

>後ろの正面→真後ろにいるのは誰?




さて、話にはもうちょっとだけ続きがありまして


この曲を調べていくと、この歌に関する文献が多々あるのですが


その中の一つ「幼稚遊昔雛形(おさなあそびむかしのひながた)」という天保15年(1844年)に刊行された童謡集の中に編纂された歌詞をみると驚愕の事実が!!!


その歌詞というのは


かごめかごめ

かごのなかへとりは

いついつねやる

よあけのまえに

つるつるつっぺった

なべの なべのそこぬけ

そこぬけたらどんかちこ

そこいれてたもれ


後半の歌詞の長さはさておき


つるつる、つっぺってるジャマイカーーーー!!!(@ ̄Д ̄@;)


うちの事務員、より原曲に近いほうの歌詞で歌ってたのね?笑


てか、ほんとの歳いくつよ?ヽ((◎д◎ ))ゝ




以上、まーらいおんのつっぺらない話でした