それから

私はどうしたらいいのか考えた。


この子と一緒に死ぬか?

でも・・・
でも・・・

死ねないよ。


じゃあ産むか?


アイツの血を分けたコ。

私は愛せるのか?

子供のことだけを考えれば愛せる。
今でも子供に対して愛情がある。

でも、産まれて、アイツの黒い血を見たら・・・

黒人の血は濃い。
どうしてもアイツの影は消せない。

私には100%の気持ちでこの子を愛する自信がない。。。



そして
もし、産んだとしても一人で実家とも縁を切って大学中退の身で子供を育てていけるのか?

いや・・・。
無理だ。



そうなるとおろすしかない。。。。。。。。

でも・・・お金は?


私は・・・・この時・・・本当の悪魔になった。




お金の約束をしたあと

あいつとは会いたくもなかった。

でも、あいつは色んな理由をつけて家にきた。
お金の心配で強く断れない自分・・・。

そしてセックスを求めて来たんだ。

もうあれだけだよって最後って約束したのに
それを断ると「勝手にしろ」と言い始める。

どうしてこんなに話が通じないのか。
こんなに吐き気があるのになんでしなきゃいけないのか?

国の違い??

考え方の違い??

なんで私が悪者になってるのか分からなかった。
なんで私だけ苦しんでるのか分からなかった。

そして
お腹の子供への愛情と父親であるあいつへの憎悪で揺れ動いていた。


毎日毎日吐いて
毎日毎日泣いて

精神的にも参ってた。

「死のう。死のう」そればっかり考えてた。



そしてある日、またあいつがやってきて

お金がもう少しで出来そうだと家に来て

セックスを求めて来た。

私はその日、本当に辛くて
座ってるだけでも吐いてしまうような状態だった。

でも、アイツはセックスを求めて来た。

そしていつものように
「今日は本当にムリ」と「なんでしないの?」という問答が続き

あいつが「じゃあ今日したら別れるから。お金も払うから。それでいいでしょ?」って言って来たんだ。

「今日しなかったら?」って私が言うと

「もう連絡取らない。お金も払わない。勝手にしろ」と・・・。


それで泣きながらしたんだ。


それで終ったあと呆然としてる私にあいつは

「これで別れたね。」

「うん。」

「じゃあもう関係ないから。」って言って来たんだ。


「え?」

「彼女じゃないヤツになんでお金払うの?
 オレの子供じゃないし。じゃあね」

って家を出て行った。


頭が回らなかった。


「え?え?え?」

急いで服を着て外に出たが
アイツのバイクと共にあいつはどっかに消えてた。



電話をかけてもつながらなくなってた。。。。。



私はこのとき
本当に地獄に落とされたんだ。



少し、昔を思い出したから書こうと思う。

あいのママは教育ママ。

あいには兄弟がいたから、そのストレスっていうのもあったと思う。。。

でも、ささいなことでの体罰がすごかった。

お風呂の時間が20分過ぎると中に入って来て
裸のあいをタオルとか、ティッシュペーパーの箱とかで叩いたり
(裸にタオルは本当に痛かった。。。)

朝、起きる時間を少しでも遅くなると布団の上から蹴られたり・・・

しょっちゅう叩かれたり、蹴られたりしてたな~。

でも、それも、途中から、「手が痛くなるから」ってティッシュの箱とかタオルとかに代わって素手ではやられなくなった。

それも少し悲しかったよ。。。

中学生、高校生の時は友達と休日遊びに行った記憶がない。
というか行かせてもらえなかった。

でも、ずっと家にいるとずっと見張られていたから
「勉強してくる」って言って外に出て・・・

でも、本当に勉強してるか図書館に偵察に来られたりした。

その時にいないと、もう大変。

携帯には着信が1分ごとに入り、家に帰ると猛烈に怒られた。



そして、悪口や体罰はあいがきっかけじゃなくても行われてた。

弟が何かをした・・・あいにあたる。
父が何かをした・・・あいにあたる。

あいが一人娘でママには一度も手を挙げなかったから格好な標的だったんだよね。

弟が何かをした時にママに笑いながら言われた。

「あんたでストレス解消できるよ。」



そして両親の仲も最悪で
パパの悪口をずーっと聞かされたあと

「あんたは本当にパパにそっくりだよ」って毎度のように言われた。


そんなに大嫌いなパパにそっくりって言われると
あいの存在ってなんだろうっていつも泣いてたよ。



その頃はママもあいも本当に病んでた。

ある日、朝、車で駅に連れて行ってもらってる時突然ママが言った。

「このまま死んじゃおうか。」


もうどん底だったんだ。







毎日がそんな感じで。
あいはいつしか外に愛を求めるようになっていた。

誰かに必要とされたい。
誰かに愛されたい。


そして、netで恋人を捜していたのもこの頃。

中学2年の夏。

netで気が合う人を見つけて、まずは一緒に遊ぼうという話になり
その人の住む町に出かけたんだ。

22、3歳だったと思う。

駅で待ってるとその人が自転車で来て

「こんにちは(^^)じゃあ出かけようか」って。

どこかに遊ぶ場所があるんだろうな~って自転車にニケツして向かった先はその人の家だった。

「え??」

「どうぞ、入って(^^)」

初めて会ったばかりの人の家になんて入れなくて躊躇してると

「大丈夫だから(^^)入って入って」って半ば強引に部屋に入れられた。



そこには布団と小さなテーブルが置かれていて
一般的な一人暮らしの部屋だった。

所在無さげに適当な所に座り、色々話していると

「あいちゃん、かわいいね。本当にかわいいね。」ってどんどんそばに近づいて来たんだ。

本能でやばいと思って「あい、そろそろ帰ります。」って立ち上がろうとしたら
突然抱きしめられた。

もぅその時点でパニック。
もちろんそのとき、あいは処女だし、男の人と付き合ったこともなかったから。

「離して下さい。あい、もう帰らないと・・・」

その時にはその人は今までの顔つきと代わっていた。

「ダメ。まだ帰さないよ。」

そう言って服を脱がせようとしてきたんだ。

「嫌です。帰して下さい。」怖くて泣きながらお願いした。

「聞き分けがない子だね。服を脱がないとオレ、本当に怒っちゃうよ?
 殴ってもいいの?」

・・・本当に怖かった。
逃げられないように抱きつかれていたし
ここから逃げても地理が全く分からない。
殴られたら・・・殺されるかも・・・そんな思いで泣きながら脱いだんだ。


辛かった。本当に。

痛くて痛くて気持ち悪くて・・・嫌で嫌でしょうがなかった。

泣いて泣いて・・・すごい不細工な顔だったんだろうね。

顔にタオルをかけられて犯された。


それもなんか辛くて
「道具なんだ。ママからはストレス解消の道具で、この人にとっては性欲処理の道具なんだ・・・」って。



そしてその人がイクと激痛の時間は終わった。

そして泣きはらした目で一言も離さず駅に連れて行ってもらった。


お腹が痛くて
あそこが気持ち悪くて・・・

1時間程かけて家に帰った。

さすがに親にバレるかなって思っていたけど・・・

その日は機嫌がいい日で、全く気付かれずに終った。


これがあいの初体験。