手術の日

朝はけーが仕事で送って行けないので一人で行った。


裏から入り、呼ばれるまで待つ。

この日のことはよく覚えていない。

手術室で麻酔をかけられ
ずっと泣いていたのにいつの間にか気を失い

起きたら終っていた。

動かないからだ。

体の感覚がないから何も変わっていないように思える。

ふわふわした脳。

でもあの子がいないって事実。



「ごめんね。ごめんね。」




そのまま何時間か寝ていて

帰ったのは夕方近かった。

帰りはケーに迎えにきてもらった。

歩ける状態ではなかったから。


ふわふわふわふわ

自分が自分じゃない感覚。




そして押しつぶされそうな罪悪感だった。