愛知県の某酒屋でルーミエの並行が馬鹿みたいな価格で出ていたのを見て、たまにはルーミエでも飲んでみるかと、不人気なMSDか、レアだけど村名の後塵を拝すこの1級の2択でこちらを抜栓。
過去、ルーミエの並行物を3本購入しましたが、2本は死亡、1本は微妙(野村ユニソンでも)と、個人的には人気銘柄の並行物は手を出さないようになりました(正規の半額でもスルーします)。素人で当たりを引くのは無理かな~?
Domaine Georges Roumier
2010 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Combottes
輸入元 : フィネス
購入価格 : 12600円
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微かにピンクがかった暗めのルビーレッド、色調は中程度。チェリー、フランボワーズ、ざくろなどピンクと赤い果実に薄いピンクのバラに灰色の石、クローヴ、シナモン、革、ハーブ、ミント、紅茶が微かに香ります、芳香性はかなり低めというか、レジョナルクラスを大きく下回っており完全に引きこもり状態。
と思ったら、間違ってヴィノム・モンラッシェで飲んでいました。
少し粗さと収斂味はあるもののヴォリュームは控えめなタンニン、中粒のチェリー、フランボワーズ、グロゼイユのピンクと赤い果実は透明感と冷涼感がありわずかに透明感も感じさせます、甘さは控えめでほんのりとした出汁的な旨味が流れ、灰色の石のミネラル感とす~っと綺麗に伸びる酸の少し乾いたタッチはあるもののシャンボールらしい綺麗な味わい。
ただ、1級のレベルにはないかなあ、良く出来た村名クラスといった印象ですが、今はこの価格で村名が買えるか買えないかというところです。
時間の経過にともない、ピンクのバラのフローラルさが際立ち芳香性も向上、味わいは若干紫のニュアンスが加わりますが、果実の密度と甘さが増し集中力のある味わいに、この辺はさすがに1級か。
グラスをヴィノムのブルゴーニュに変えると、芳香性は良くなるものの味わいに黒味が加わり、どこかモレっぽい重心の低い味わいに。
リリースから5年は置かないと中々シャンボールらしさは見せてくれないのかもしれません、10の村名はあと1、2年寝かせればかなり良くなりそうな予感、もう少し辛抱しよう。
村名の飲み頃を探るために生贄にされるかわいそうな1級コンボット、正直、村名の方が味わいや香りの要素が豊富で、わざわざ独立させる必要があったのかと思うほど。低位の1級より多種多様な区画をブレンドした村名の方が優れるという見本みたいな関係でしょうか?
2日目、香りは犠牲にして味わいを取ってヴィノム・モンラッシェで。少し茎っぽい青さが出てきましたが、ブランデー、紅茶、香木の妖艶な香りがむわっと立ち上がります、芳香性は格段に向上。
初日、粗さの目立ったタンニンは上手く馴染み、果実味も透明感を保持しながら奥行きと緻密さを増し、甘さは前に出ることなく旨味の集中力が増す、初日とは打って変わって1級らしいスケールのある味わいに。
ただ、ルーミエっぽさはまだ感じないかな、これで香りと味わいにリキュール的な集中力が加わればこの価格も文句なしでしょうか。
リリース時より確実に良くはなってきているけど、再び購入すべきかどうか迷うところ。