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アヴァンギャルド・チャイナ展を観に行った。
中国における近代から現代美術の流れというのは、その国情のせいもあってなかなかに謎だった。今回の展示でそれが明らかになったとまでは言わないが、ある程度の雰囲気はつかめる内容だったと思う。

それは欧米における現代美術のそれとはまったく異質のものだった。

アメリカにおいてのそれは既存の価値観や古典からの脱却がテーマだったが、中国のそれは政治への対抗手段であり、自由への渇望だった。 弾圧と抵抗が積み重なった、そのまま中国の歴史をなぞるような重さがそこにはあった。

これを美術と呼んで良いのかはわからない。

個人的には抵抗運動の一環であって、芸術活動とは似て非なると思う。

それゆえに中国の現代美術はこれから始まるのだと言ってもいいかもしれない。