今さらながら、本嫌いな私が1日で読了し、その後も三回分位はリピートして読み込んでると思う「ショーケン」(萩原健一 著)。

ただ、やはり時代背景というか、ジェネレーションギャップというか、いまいちピンと来ない部分があったりします。疑問のところは、いちいちググって解決しておりますが(笑)

その中で、江波杏子さんとのエピソードが私の中ではちょっとショッキングでした。

私の中で、江波杏子さんと言えば、テレビドラマ「ミセスシンデレラ」(1997年)の薬師丸ひろ子の意地悪な義母のイメージしかないですから(笑)

あの頃の私はと言えば、薬師丸に共感し、江波義母を恨み、内野聖陽王子に恋をし、杉本哲太の夫っぷりにヤキモキしていました(笑)

何と言いますか…ショーケンを読んだら、親の若い頃の、女の部分を覗き見たイケナイ気分みたいになります(笑)

若かりし頃の江波杏子さん、びっくりするほど美しいし「女」ですね

まさか約20年後、ドラマ「どこにもない国」の内野さんが丸山邦雄で満州から帰国するとは思いもよらず、ショーケンさんとこういう形で共演されるとは…(何より私がショーケンさんをこういう形で意識するとは)

いずれにせよ、この本はその辺の小説やドキュメンタリーより、よっぽど読みごたえあるのではないかと思っております。はい。