裸の王様
どうも最近の自分の文章は、不必要に大きく見せたがっているようだ。足りない何かを補おうと、言葉を飾り、これでもかというほど詰め込んでいる。
まるで弱い犬がキャンキャン吼えるように虚勢を張っている。
読む側のことを考えるふりをして、書く側の都合しか考えていない。そのことが逆に自分を小さく見せていることに気づいていない。
みっともないなぁと思う。
何も持っていないなら持っていないと言えばいいじゃないか。何も着てない体でファッションショーなんてできるわけないじゃないか。ただでさえ見栄と欺瞞で溢れた世の中で、好きな文章まで偽ってしまったら、それこそ裸の体までなくしてしまうじゃないか。
そのことをこうして綴りながらも、俺はまた思い上がっているのかもしれない。さも豪華な服を纏っているかのように、貧素な体のままで歩き回っているのかもしれない。
実に滑稽だ。そしてとても憐れだ。
そんな俺の背中に唯一無二の親友が声をかける。
「王様、裸だよ」
その言葉で俺を再び俺を省みることができる。
友人よ。いつも感謝しております。今回はどうでしょうか?
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